メスは、逃げまわっています。
ついに逃げ切ったようです。
マガモは、アジア、ヨーロッパ、北アメリカの水がきれいな場所であればどこにでも生息していてとても広い分布域をもっているそうです。
「鴨の味」は、昔から「美味」として知られており、脂肪の融点が低く、冷めても口の中で溶けまろやかな口当りとなり、消化されやすくもたれないことが人気の理由のようです。
そのため、野生のマガモを改良してアヒルやアイガモに家禽化したとのことです。
アヒルはマガモを品種改良した家禽品種で,その交配種であるアイガモもまたマガモであり、「マガモ」、「アヒル」、「アイガモ」という呼び変えは生物学的なものではなく、歴史的・伝統な慣例や認識によるものであり、または商業的な理由によるものだそうです。
マガモは、北方の短い夏に一斉に生える栄養価たっぷりの植物を食べて、臭みのない植物由来の脂をたっぷりのせて日本に渡ってきます。
江戸時代はマガモは貴重な食料としてよく食べられていたようです。
「春雨や 喰はれ残りの 鴨が鳴く」 (小林一茶)