なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ヒルガオ

「高円(たかまと)の 野辺の容花(かほばな)
        面影に、見えつつ妹(いも)は、忘れかねつも」 (大伴家持 「万葉集」)


意訳: 高円(たかまと)の野辺の容花(かほばな=昼顔)のようにあなたの顔の面影ばかりが浮かんできて忘れられません。

昼顔の花が、梅雨の雨の中、ひっそりと道端の草むらに咲いていました。

この花の花言葉は、「絆(きずな)」とのことです。