なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

飛翔するアマサギ・チュウサギの混群

今、我孫子市周辺の田んぼは「稔りの秋」を迎えています。

夏鳥アマサギチュウサギも越冬地に旅立つ準備をはじめたようです。

アマサギチュウサギの混群が、刈り入れ中の田んぼにやってきました。

50〜60羽の混群が飛んでいます。なかなか壮観(そうかん)な眺(なが)めです。

刈り入れ直後に飛び出してくるカエル、トカゲ、バッタなどを食べ脂肪にして長旅のエネルギーを蓄えようとしているのでしょう。

この混群の大多数はチュウサギで、僅(わず)かにアマサギが混じっています。

アマサギの夏羽は頭・頸・胸・背は、橙黄色なのでよく目立ちます。

アマサギは、チュウサギよりも少し小さく見えますね。

この混群は、軽やかに秋の田んぼを飛んでいきました。

近くの「刈り入れ中の田んぼ」を探しているようです。



「白鷺や 秋の空から 落ちて来る」. (河東碧悟桐)
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