なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

刈田に舞い降りてトラクターに近づくアマサギとチュウサギ

群れて飛んでいたアマサギチュウサギの混群は、ばらばらになってトラクターが稲刈りをしているそばの刈田に舞い降り始めました。

チュウサギアマサギも続々着地しています。

それぞれの降りた場所で、仲間の着地する姿を見ています。

降りたアマサギダイサギは集まってたたずんでいましたが、そのうち稲刈り中のトラクターにむかって歩き始めました。

アマサギチュウサギも仲良く並んで歩いています。

もうトラクターの間際に来ているチュウサギもいます。

そのうちアマサギもその仲間に加わりました。

アマサギたちは、稲刈り作業に驚いて出てくるカエルやバッタの近くで待機していたいのです。

そのためトラクター間際のチュウサギたちは、トラクターが近づいても、なかなか逃げません。

遠くから見守っているチュウサギたちも静かにエサが出てくるのを待っています。

中には、すでに刈り取りの終わった田んぼで歩きながらエサを拾い食いしているサギもいます。

トラクターの横にいた、「稲穂を運ぶ車」から2人が田んぼに降りた途端、その近くにいたアマサギチュウサギの混群は、驚いて飛び立ちました。

人が車に乗っているときは警戒しませんが、車から降りると白鷺たちは逃げ去ってしまうのです。

2人が田んぼから立ち去ると、いったんチリジリになったサギたちは、一羽づつ、戻ってきました。

これからの食事の時間が楽しみのようです。



「美しき 距離白鷺が 蝶に見ゆ」     山口誓子



白鷺の混群

着地する仲間を見守るチュウサギ

チュウサギの着地

アマサギの着地

チュウサギ3羽の着地

田んぼを歩くアマサギチュウサギ

アマサギチュウサギたち

トラクターが近づいても逃げないチュウサギ

人が2人降りたので、あわてて飛び去るチュウサギ

以下は、2人がいなくなったので前の場所に一羽づつ戻ってくるチュウサギ