なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

秋を待つ青い毬栗(いがぐり)

手賀沼沿いの畑の片隅(かたすみ)に小さな木が立っています。

小さな木にもかかわらず、枝枝に毬栗をいっぱいつけています。

まだ、出来たばかりの毬栗です。

これからすくすく育って秋には茶色の栗の実が顔をだすことでしょう。


       碧梧桐深大寺の栗を携へ来る

「いがながら 栗くれる人の 誠哉(まことかな)」     (正岡子規



「瓜食めば(うりはめば)子ども思ほゆ、栗食めばまして偲はゆ、いづくより来りしものぞ、眼交(まなかひ)にもとなかかりて、安寐(やすい)し寝(な)さぬ」     山上憶良 (万葉集


意約 瓜を食べれば子どものことを思い出しますし、栗を食べれば子どもがいとおしく思います。子どもはどこからやってきたのでしょう。子どものことが目の前に浮かんで、なかなか寝付けないですねぇ〜!