手賀沼沿いの畑の片隅(かたすみ)に小さな木が立っています。
小さな木にもかかわらず、枝枝に毬栗をいっぱいつけています。
まだ、出来たばかりの毬栗です。
これからすくすく育って秋には茶色の栗の実が顔をだすことでしょう。
碧梧桐深大寺の栗を携へ来る
「いがながら 栗くれる人の 誠哉(まことかな)」 (正岡子規)
「瓜食めば(うりはめば)子ども思ほゆ、栗食めばまして偲はゆ、いづくより来りしものぞ、眼交(まなかひ)にもとなかかりて、安寐(やすい)し寝(な)さぬ」 山上憶良 (万葉集)
意約 瓜を食べれば子どものことを思い出しますし、栗を食べれば子どもがいとおしく思います。子どもはどこからやってきたのでしょう。子どものことが目の前に浮かんで、なかなか寝付けないですねぇ〜!