3月5日大洗漁港の岸壁近くでミツユビカモメが泳いでいました。
ミツユビカモメは趾(あしゆび)の第1趾がほとんど見えないため3本に見えるのでミツユビと呼ばれるようになったとのことです。
学名の「tridactyla」も、「3つ指の」という意味だそうです。
大きさは、ユリカモメより若干大きい程度で、ちょっと短足です。
繁殖するのは北アメリカ大陸、ユーラシア大陸、グリーンランドの海岸部で大規模なコロニーを形成し、岸壁や岩棚の上などに営巣するといわれています。
ミツユビカモメの大多数が海岸線から離れた海洋上で生活するようですが、時には漁港の魚の残骸を漁りに来ることもあるようです。
今回は、そんな稀なチャンスに出会うことができました。
このミツユビカモメはそのミツユビの足を前と後ろからよく見せてくれました。
参考までに以前銚子漁港で撮影した飛翔するミツユビカモメの写真を掲載します。
参考写真以外の以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。