なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

梅の花から顔を出すヒヨドリ

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上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

 

「冬来たりなば、春遠からじ」は、イギリスの詩人パーシー・シェリが1819年に詠んだ詩集「西風の賦(にしかぜのふ Ode to the west wind)」の5節の最後にある言葉として知られています。

「荒々しい西風は秋の息吹で、枯葉が舞うが、種を吹き飛ばし、やがて妹の春風が吹くと、眠れる大地を呼び覚まし、木々のつぼみに生気を吹き込む」と詠(うた)っています。

よ! 予言のラッパを吹きならせ

he trumpet of a prophecy! O Wind,

冬来たりなば春遠からじ

If Winter comes, can Spring be far behind?

 

明日、西日本は、大雪とのことです。

でも、もう春は、訪れているのです。

 

2月15日、梅の花からヒヨドリが顔を出しています。

まるで春が顔を出すように!

 

東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな 

          菅原道真(拾遺和歌集)

意訳

(春になって)東の風が吹いたならば、その香りを(私のもとまで)送っておくれ、梅の花よ。主人がいないからといって、(咲く)春を忘れるなよ。