なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼のオオジュリン

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  上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

手賀沼湖畔のヨシ原に越冬中のオオジュリンがヨシの間を動き回っていました。

オオジュリンたちは、まるで、4月中旬のような温かい日差しをあびて、ヨシ原の中を移動しながらヨシの鞘(さや)をめくってその中にいるカイガラムシの一種を食べています。

時々、「チュィーン」「チッ、チュ、チィ、チョ」と囀(さえ)ります。

オオジュリンの名前も「チュィーン」の聞きなしがら寿林(じゅりん)となり夏羽の黒い頭の大きい鳥をオオジュリン(大寿林)(全長16センチ)と呼んだようです。

まだ、夏羽になっていません。

このオオジュリンも、もう少し手賀沼に居てくれることでしょう。