上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。
6月8日、我が家の近くの路傍に咲いていたドクダミの花です。
毎年この時期に咲いています。
悪臭のイメージばかりが先行しているドクダミですが、実はとても可愛らしい花を咲かせます。ドクダミの花は初夏の5月頃から夏にかけて咲き誇ります。
ドクダミの白い花びらのように見える部分は実は葉が変化した総苞片で、花は中心の突出した黄色い部分のみです。ただし便宜上、この白い総苞片を花と呼んでいます。
身近な場所に自生しているドクダミの花は、多くは花びらのような総苞片が4~5枚の一重咲きですが、ドクダミには八重咲き種もあるそうです。
ドクダミの花は、白い総苞片の中心に突起した黄色い花がとても印象的です。薄暗い日陰でも花をたくさん咲かせるので、景色を明るくしてくれます。
喫茶去
新・階級闘争論を読む
最近、些細なことを荒立てて社会を破壊している「ネットの暴力」を感じます。
我が国は、もっと寛容な社会の筈ですが・・・
内容紹介
【目 次】
序 章 「メディアリンチ」吊るし上げ時代
第1章 SNSの標的になった人々
第2章 コロナで焼け太る習近平と官僚
第3章 メディアの「反日」が止まらない
第4章 司法は国民の敵か味方か
第5章 緊迫する世界と平和ボケ日本
第6章 妄想する韓国・戦う台湾
第7章 日本人の矜持を取り戻せ
終 章 子や孫の命をどう守るか
出版社からのコメント
「何か」がおかしい。でも、その「何か」がわからない。
そんな思いを持つ人が増えている。
そういう方には「今が歴史の岐路」という認識を以って、本書をぜひ開いてみて欲しい。
森喜朗元首相が“切り貼り"で全く正反対の発言内容にされて“集団リンチ"となり、世界中から糾弾を受けて五輪組織委員会の会長の座を追われた。
また接待を受けた元総務省の女性内閣広報官も、SNSで袋叩きに遭って職を去った。
そして、本来、五輪とは「アスリートのために存在する」ものなのに、まったくスポーツと関係のない勢力によってオリンピック中止が叫ばれる。
この人たちは、極限まで努力を続けてきたアスリートたちの想いを知っているのだろうか。
競泳の池江璃花子選手が奇跡の復活劇で見せた涙を見るまでもなく、アスリートたちの想いに「できるだけ応えてあげたい」と思うのが人としての情ではないだろうか。
しかし、そういうものを全て否定する冷ややかな“負の運動"がことあるごとに展開されている。
あらゆるものが不満の材料にされ、気がつかないうちに自分自身が不利益、差別、理不尽な現象などの「被害者である」との認識を受えつけられ、
社会への不満を高めているのである。
日本だけでなく、海外でも米国のジョージ・フロイド事件に代表される激しい人種差別糾弾、大統領選で見えた不正疑惑の数々、
またフランスで起こった「キャンセルカルチャー」の凄まじい実態…等、世界がその只中にある。
これは、性別、収入、学歴、人種、性的指向、職業、価値観……等々、人間の持っているあらゆる「差異」を強調してつくり上げられた、
本来は存在しない「階級」「階層」による“新・階級闘争"なのである。
たとえ小さく些細なものでも、そこにある「差異」をことさら強調することによって“差別の被害者"を生み出し、
それに対する「不満」を利用して、本来はあり得ない一種の「階級闘争」に知らぬ間に私たちは持っていかれているのである。
「上級国民」などという言葉は象徴的だ。
21世紀の現在、20世紀の一時期を席捲した「階級闘争」が姿を変えて世界を覆い始めている。
ネットのSNS(交流サイト)という、歴史上なかった「情報伝達手段」で巻き起こっているこの「革命」の正体を知り、
これに躍らされることなく、異論を許さない「全体主義」に立ち向かう――その重要性を筆者は説いている。
本書は、自由で誇りある日本を守りたい方々に贈る“本当の自由とは何か"を考えるための「バイブル」である。
著者について
作家、ジャーナリスト。1958(昭和33)年、高知県生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社入社。『週刊新潮』編集部記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月独立。『この命、義に捧ぐ─台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、後に角川文庫)で第19回山本七平賞受賞。主な著書に『死の淵を見た男─吉田昌郎と福島第一原発』(角川文庫)、『オウム死刑囚 魂の遍歴─井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり』『日本、遥かなり─エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」』(PHP研究所)、『なぜ君は絶望と闘えたのか─本村洋の3300日』(新潮文庫)、『甲子園への遺言』(講談社文庫)、『汝、ふたつの故国に殉ず』(KADOKAWA)、『疫病2020』『新聞という病』(産経新聞出版)、『日本を覆うドリーマーたちの「自己陶酔」』(ワック)などベストセラー多数。