なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

リュウゼツラン

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で四日市市付近で咲いていた花を11月21日友人が撮影しました。

今咲いているとのことです。

リュウゼツランは、数十年に1度だけ花を咲かせることから「世紀の植物(センチュリープランツ)」とも呼ばれます。
開花時期が近づくと、放射状に広がる葉っぱも知られています。
でも、この花はユッカなので、毎年咲くそうです。

ユッカは、リュウゼツラン科イトラン属の植物の総称。英語ではyucca。ユッカという名前は、初期にカリブ諸島でユカと呼ばれるキャッサバと混同したために付けられた名前とのことです。

 リュウゼツランの大半は1回結実性で10年から数十年に1度しか開花せず、結実後には枯れますが、ユッカは成熟個体はほぼ毎年開花し結実後も枯れず成長を続けるとのことです。

喫茶去

コンヴィチュニー指揮
ベートーヴェン交響曲全集を聴く


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フランツ・コンヴィチューニ指揮、ライプツィヒ・ケヴァントハウス管弦楽団による1959~61年録音盤。 (C)RS

1959~61年にかけて収録されたこの全集は、コンヴィチュニー最良の演奏。虚飾を取り払った骨組みの見事さ。力強く、存在感があります。その後登場したスターたちが次々と色褪せてゆくなかで、腕の立つ職人の仕事は時を経るにしたがって輝きを増してきます。

ガイドコメント

《ドイツ・シャルプラッテン1000シリーズ》2004年第1回発売からの1点。瑞々しい音色、速めのテンポによるシャープな造型。録音は古いが、今なお価値を失わない秀逸な全集です。

久しぶりに聴きました。
無骨で重厚な演奏でしびれました。