なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

春風の手賀沼遊歩道

 

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 上の写真は、

イカDCバリオ・エルマリートf2.8-5.2/4.5-108mm ASPH.(35mm判換算で焦点距離25〜600mm相当)レンズ

を搭載したコンパクトデジカメ LEICA V-LUX2で撮影しました

3月19日午後手賀沼遊歩道は春風に吹かれとても気持ちの良いと言いたいところですが相当な風で柳の枝が流れて風がまとわりつく嫌な雰囲気でした。


小鳥が吹き飛ばされてしまいそうな荒れた午後です。

野鳥撮影は、諦らめて風景を撮影しました。


イカのレンズは、味のある描写になりますね‼️( 解像度はA2まで引き伸ばし可能に設定)


やはらかに柳あをめる
北上きたかみの岸辺目に見ゆ
泣けとごとくに



石川啄木 『一握の砂』

 

ウグイスと鳴き声を競うホオジロ

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   上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。


3月17日朝、手賀沼遊歩道のしだれ桜にとまった鶯と競うように手賀沼遊歩道の別な木にとまって囀っていたホオジロが葦原に飛んできました。

その時、すでに鶯は、飛び去った後でした。

それでも、ホオジロは頑張って囀っていました。

ホオジロと鶯の戦いは、これからも続くことでしょう。



しだれ桜とウグイス

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   上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

3月17日朝、手賀沼遊歩道のしだれ桜に飛んできたウグイスです。

一度囀ずって、こちらの枝に止まりました。

ここでも、囀ずるか?と思ったのですが、囀ずらずに飛んで行ってしまいました。

ここでも囀ずって欲しがったのですが‥


東京都や千葉県ではウグイスは、準絶滅危惧種とのことなので手賀沼遊歩道で見れるのはとても幸せなことなのですね!


夜鳴き鶯を歌ったバイロンの詩を以下に掲載します?

訳詩は、原詩の下に掲載してあります。


“IT IS THE HOUR”
Lord Byron

It is the hour when from the boughs
The nightingale's high note is heard;
It is the hour -- when lover's vows
Seem sweet in every whisper'd word;
And gentle winds and waters near,
Make music to the lonely ear.
Each flower the dews have lightly wet,
And in the sky the stars are met,
And on the wave is deeper blue,
And on the leaf a browner hue,
And in the Heaven that clear obscure
So softly dark, and darkly pure,
That follows the decline of day

As twilight melts beneath the moon away.

いざ、その時 夜鳴き鶯 高くさえずりし 大枝
いざ、その時 恋人同士が囁きし誓い
風、穏やかなりし水辺
そは、孤独なる者に調べとならん
花たちは仄かに濡れ
空には星々が群れ集う
浪は藍に染まり
葉はその色を濃くし
清澄なりし天も姿淡くし
仄かに暗く、闇をまとい
やがて日は暮れ
去り行く月の下、宵闇に溶けん。

辛夷咲く

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上の写真は、パナソニックのコンパクトデジカメ ルミックスDMC-LX2を手持ち撮影しました。

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  上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

 

3月15日手賀沼遊歩道脇の辛夷です。

白い花をいっぱいつけて輝いています。

【春の景色】ですね!


千昌夫の【北国の春】にも[こぶし]が歌われています。


白樺 青空 南風

こぶし咲くあの丘北国の

ああ北国の春

季節が都会ではわからないだろと

届いたおふくろの 小さな包み・・

咲き始めた桜にとまって囀るウグイス

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上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。 


3月17日朝、手賀沼遊歩道のイトザクラの木に不意に小鳥がとまりました。


突然、ホーホケキョと美しい声で囀りました。


ウグイスです。


鶯の こゑ聞きそむる あしたより 待たるる物は 桜なりけり」(本居宣長


意訳 新年を迎えたその朝から心待ちにするのは鶯の声、鶯の声を聞いたその朝から心待ちにするのは桜の花

 

鳴き声ばかりで姿を見せないウグイスも、ようやく桜の木にとまってくれました。


しだれ桜 イトザクラ も咲き始めました。


鳴き声を近くで聴いて、とても優雅な気持ちになりました。


さくら花 散りかひくもれ 老いらくの 来むといふなる 道まがふがに    在原業平

意訳 桜の花よ、散り交わして老いがやって来る道を分からなくしておくれ


手賀沼遊歩道のホオアカ

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    上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

3月15日手賀沼遊歩道脇の茂みにホオアカが飛んできて枯れ草にとまりました。

この鳥は、この近くでよく見かけましたが、草に隠れて撮影しにくい鳥でした。

今回、短時間ですが、姿をみせてくれたので撮影できました。

辺りは、鶯やホオジロが囀り、歌声の競演です。ホオアカも参加したいのかもしれません。