なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

田んぼの中のユリカモメ

「 ユリカモメ」の集団が手賀沼周辺の田んぼにいました。 ユリカモメは渡り鳥なので北へ帰る途中に立ち寄ったようです。一番目の写真の2段目右側のユリカモメの頭は黒く夏羽に換羽中です。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS U…

里山にサシバ飛ぶ

田植えが始まるこの時期に里山には藤の花が咲き誇ります。この里山にサシバが飛来し飛び回っていました。里の鷹サシバは、本州北部以南の各地の低山や丘陵地に夏鳥として渡来します。体長は約50cmで、翼を広げると1mくらいになる中型のタカです。 早春の4月…

囀るオオヨシキリ

4月29日は、夕べに春雷の鳴る風の強い不安定な天気になりました。稲敷市浮島のお昼頃のヨシ原でオオヨシキリが囀っていました。 「雷(かみなり)の ごろつく中を 行々子(ぎょうぎょうし)」 (小林一茶) もう仰々しく鳴くオオヨシキリの季節になりまし…

谷津で狩猟するサシバ

我孫子市には幾つかの谷津がありますが、我孫子市の利根川に近い谷津の田んぼにサシバが降りたちました。 谷津というのは、奥が深く非常になだらかな谷で、、千葉県北部に多く存在する特有の地形です。 サシバは、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト) …

ヒナに擬態して雌をさそうツバメの雄?

衛星放送のパラボラアンテナの上でツバメがとまってじっとしていました。時々、鳴きます。ツバメが1羽飛んできて激しく鳴き合いました。 「ツバメの雄は囀りとは別に、. ヒナに擬態したかわいい声を出すことで雌を誘引する」という話を聞いたことがあります…

巣作りするツバメ

春になって気温が暖かくなってきたなあと感じ始めるころにつばめは巣作りを始めます。卵を産み子育てをするのが4月〜7月にかけてですから、それまでの間に巣を用意する必要があるのです。以前作った巣をリフォームする場合と新築する場合があるようです。リ…

満開の藤の花とクマバチ

今年も藤の花の咲く季節になりました。 清少納言は、「枕草子」で「藤の花」の美しさを次のように記述しています。 「木の花は、濃きも薄きも紅梅。桜は、花びら大きに、葉の色濃きが、枝細くて咲きたる。藤(ふじ)の花は、しなひ長く、色濃く咲きたる、い…

あけぼの山農業公園公園の風車とチューリップ

柏市のあけぼの山農業公園のチューリップです。4月23日(日)朝の風景です。 あけぼの山公園(あけぼのやまこうえん)は、千葉県柏市布施にある市立公園です。この公園は、「あけぼの山公園」と「あけぼの山農業公園」のふたつの公園から構成されていて、…

手賀沼周辺のキビタキ

新緑の中に清らかな澄んだ鳴き声が聞こえてきました。鳴き声が近づき、日陰の路傍に姿を現しました。オスのキビタキです。でも直ぐに緑陰に消えて行きました。 「黄鶲(きびたき)や 沢辺に多き 薊(あざみ)の座,」 ( 水原秋 櫻子) 以下の写真は、キヤノ…

アオサの上のダイゼン

アオサの上に小さなチドリがいました。とても可愛いダイゼンです。楽しそうに採食していました。以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。

アオサの干潟を歩くオオソリハシシギ

春の渡りのオオソリハシシギの群れがアオサの上を歩いています。鮮やかな茶褐色の綺麗な夏羽の鳥もいます。懸命に採食していました。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D Mark II に装着し手…

手賀沼公園に咲いていたツバキ

手賀沼公園に綺麗なツバキが咲いていました。 遠くでウグイスの声が聴こえました。 「 椿ちるべに 椿ちる つばきちる 細き雨降り うぐいす啼けば 」 (与謝野晶子) 以下の写真は、SIGMA 高倍率ズームレンズ Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM…

手賀沼上空を飛ぶツバメ

手賀沼上空をツバメも飛んでいました。以下の写真は、SIGMA 高倍率ズームレンズ Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM をCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。

手賀沼上空をまだ飛んでいるユリカモメ

記憶によりますと手賀沼遊歩道の桜を撮影した4月5日の夕方、手賀沼上空を空一面に飛ぶ大群のユリカモメを観ました。ユリカモメの大群は手賀沼上空を何度も名残惜しそうに旋回していました。ユリカモメたちの北への旅立ちだったのでしょうか?もう手賀沼公…

オスに近づくメスのキジ

手賀沼遊歩道の草の茂みにオスのキジが立っていました。下の茂みに隠れていたキジのメスがオスの背後に姿を現しました。どんどんオスに近づいて行きます。オスはメスのキジを守っているように立ち続けていました。 以下の写真は、SIGMA 高倍率ズームレンズ C…

鳴きながら飛んで行くモズ

手賀沼遊歩道の立ち木にとまっていたモズは鳴きながら飛んでいきました。 「春されば 百舌鳥(もず)の草潜(ぐ)き見えずとも 我れは見やらむ 君があたりをば」 (春之在者 伯勞鳥之草具吉 雖不所見 吾者見将遣 君之當乎婆) 万葉集 作者不詳意訳:春になる…

谷津干潟を飛ぶハマシギの群れ

チギやチドリの春の渡りの時期になってまいりました。谷津干潟にもハマシギの群れが到着したようです。以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。

谷津干潟に滞在している旅鳥シマアジ

シマアジが、4月の上旬から谷津干潟に飛来しているそうなので、4月15日の午後、重い腰を上げて撮影に行つてみました。シマアジは午後1時頃からずっと姿を見せませんでしたが、午後3時頃、茂みから出てきました。風も強く逆光ぎみなので綺麗な色が出に…

春眠不覚暁

手賀沼遊歩道を歩いていたら葦の茂みに猫が丸くなって寝ていました。 「春は眠くなる。猫は鼠を捕る事を忘れ人間は借金のある事を忘れる。時には自分の魂の居所さえ忘れて正体なくなる。 」 (夏目漱石 草枕)の一節と孟浩然の漢詩を思い出したので、漢詩の…

見つめ合うキジの夫婦

4月13日午後、手賀沼遊歩道を歩いているとケーンとキジの鳴き声が聞こえました。その鳴き声の方向にオスのキジがいました。近くの茂みにメスのキジが、うごめいています。だんだんオスのキジに近づいていきます。メスのキジのお腹は大きいのでもうすぐ子…

道路を駆け抜けるキジ

畦でほろ打ちしていたキジは、危険を察知したのか?脱兎の勢いで走り出し道路を横切り叢に姿を消しました。 「山道や 人去て雉 あらはるる」 (正岡子規) 以下の写真は、SIGMA 高倍率ズームレンズ Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM をCanon …

畦でホロ打ちするキジ

畦の真ん中に出てきたキジは立ち止まりほろ打ちを始めました。手賀沼遊歩道付近では、4月から6月初旬位までよく見かけます。 ほろ(母衣)打ちというのは、キジの繁殖期にオスキジがケーン、ケーンと2回鳴いて、その2回目の時に激しく羽を打ち鳴らします…

満開の手賀沼遊歩道のサクラと「ほろ打ち」して鳴くキジ

4月10日手賀沼遊歩道は、よううやく雨も上がり、お花見日よりとなりました。満開の桜もようやく観ることができるようになりました。キジも姿を現し、ほろ打ちしながらケーンと鳴いていました。 「一星(ひとつぼし) みつけたやうに きじの鳴(なく)」 …

手賀沼遊歩道のホオジロ

手賀沼遊歩道を歩いていると、いつも見かけるホオジロです。春夏秋冬いつも遊歩道の木にとまって下を歩く人を観ています。とても人になれているホオジロです。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズCANON EF70-200mm F4L USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7…

手賀沼遊歩道のオオジュリン

手賀沼遊歩道の葦の中にオオジュリンが飛んできました。葦に止まったオオジュリンが曲芸のような仕草をしています。まだ夏羽になっていないし、のんびりしていそうなので、渡りはもう少し先になりそうな気配です。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズCA…

手賀沼遊歩道のタンポポとツグミ

いつも遊歩道に一番遅くまで残っているツグミが春の陽射しを浴びています。その近くの土の上にはタンポポが咲いていました。 「たんぽぽや 折々さます 蝶の夢」 加賀千代女 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズCANON EF70-200mm F4L USM+エクステンダー1.4II…

ベニマシコ・シメ・ウグイス

4月になって越冬していた多くの冬鳥が故郷に帰りつつありますが、まだ、残っているベニマシコやシメもいます。3月頃から囀り始めたウグイスも囀りが本格的になってきています。 「行く春や鳥啼(な)き魚(うを)の目は涙」 (松尾芭蕉 奥の細道) 以下の…

手賀沼の桜とヒクイナ

4月5日、手賀沼湖畔の桜もかなり咲き誇ってまいりました。もうすぐ満開になることでしょう。私も桜の下で花見弁当を食べ、少し早めの花見の宴を催し、ほろ酔い機嫌で、葦の茂みを覗いていたら、ヒクイナが2〜3羽うごめいています。そのうち1羽のヒクイ…

手賀沼遊歩道の菜の花とコブハクチョウ

手賀沼周辺ではいたるところでコブハクチョウに出会えます。今回も手賀沼遊歩道の近くの菜の花の咲く場所で若いコブハクチョウが休んでいるのを見かけました。のんびりとしゃがみこんでいます。首を起こしていましたが、そのうちクチバシを羽にうずめて寝て…

手賀沼遊歩道の柳と遊歩道を飛ぶモズ

手賀沼遊歩道も柳も新緑の装いとなって春めいてきました。うららかな陽気に誘われモズも溌剌と飛んでいます。 「引きよせて放しかねたる柳かな」 (内藤丈草) 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズCANON EF70-200mm F4L USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7…