なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

春眠不覚暁

手賀沼遊歩道を歩いていたら葦の茂みに猫が丸くなって寝ていました。


「春は眠くなる。猫は鼠を捕る事を忘れ人間は借金のある事を忘れる。時には自分の魂の居所さえ忘れて正体なくなる。 」 (夏目漱石 草枕)の一節と孟浩然の漢詩を思い出したので、漢詩の全文と今の手賀沼遊歩道の鳥たち(モズ・キジ)と桜の花の写真を掲載します。




春暁 孟浩然


春眠不覚暁 春眠暁を覚えず、

処処聞啼鳥 処処に啼鳥を聞く。

夜来風雨声 夜来風雨の声、

花落知多少 花落つること知んぬ多少ぞ。



以下の写真は、SIGMA 高倍率ズームレンズ Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM をCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。