最近、タゲリをアチコチで見かけます。
早朝の野田市江川地区の、氷が張った冷たい風が吹きぬける田園に、タゲリが1羽降り立ちました。(写真上から3枚目まで)
水を飲みたいようですが氷のため飲めません。氷が解けて水が飲めそうな場所を探していましたが、ようやく見つけて、飲むことができました。
最近は群れが解けて1羽単独行動するタゲリが増えているようです。
同じ日のお昼過ぎ、我孫子市中沼田付近の田園地帯のタゲリです。
5〜6羽のタゲリの群れの中の写真です。
最後の2枚は茨城県浮島付近の田園のお昼頃のタゲリです。2羽飛んで来ましたが、すぐに飛び去っていきました。
田園の貴婦人タゲリが動き始めました。
「たとりたつ 音ばかりして 山里は
しめりぞ渡る をのゝしの原」
覚性法親王(かくしょうほっしんのう)「出観集」
(注:万葉集に出てくる田鳥(たとり)は、田鳬(タゲリ)に比定されているそうです。(上記の短歌「たとりたつ」は、田鳥たつで、田鳬たつ意味です。)