天高く 馬肥ゆる 秋になりました。
我が家付近の坂道を下った右側の空き地に大きな栗の木があります。
毎年この季節になるとたくさんの実をつけます。
この空地は、以前は、もう少し広い空地でしたが、数年前に、その半分の土地に、家が新築されて、この木が、かろうじて残っています。
この土地もいつ整地されるのかわかりませんが、今年はこの栗の実を見ることができました。
たわわに実るイガグリを見ていると、イガグリ坊主がいっぱいいるようで、なにか微笑ましい気分になります。
「栗 一粒 秋 三界を蔵しけり」 (寺田寅彦)