なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ツクシガモとアカツクシガモ

九十九里海岸の海に近い池にツクシガモが採食しながら浮かんでいました。

池を移動しながら水面にクチバシをつけ首を左右に振りながら採食と休憩をくりかえしていました。写真はいっぱい撮影したのですが、ツクシガモは、この繰り返しの動作しかしませんでした。多分一日中この動作をくりかえしているのでしょうね!

ツクシガモは、冬鳥として主に中国地方以南から九州中部以北に渡来し他の地域ではまれと言われています。

千葉県で見られるのも希少かもしれません。








アカツクシガモ

ところでツクシガモに似た名前のアカツクシガモはめったに見られない鴨で環境省レッドリスト2014では、情報不足DDに指定されています。
その説明によれば、

日本では稀な冬鳥として全国の湖,湖沼、広い水田、河川、干潟などで記録があるが、不定期で飛来数も少ない。環境省のガンカモ類の生息調査報告書によれば、1982年1月に全国で34羽が観察された以外は、1972年1月以降全国の飛来数が10羽以上観察されている年は無く、観察されていない年も多いため、日本は主要な越冬地となっていないと思われる。

と書かれています。

私がアカツクシガモを撮影したのは、印西市発作の水田で2009年6月7日〜8日で、それ以降は撮影したことはありません。(それ以降同じ地域に時々飛来したとの情報もありましたが、その都度、その地域に行ってみますが会えていません)

今までこのブログでアカツクシガモは掲載していませんでしたので。この機会に掲載してみます。

2009年6月7日


2009年6月8日