「春されば まづ咲く やどの梅の花
独り見つつや春日暮らさむ」
(山上憶良 万葉集)
ふと気が付くといつの間にか、早春からまっただ中の仲春に進んできています。
そろそろ旅行する時節の到来なので、旅行用の高倍率ズームTamron タムロン AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC Canonを持ちだしてみました。
現在は、もっと高倍率のズームレンズが販売されているので、このレンズはそれほど高倍率ではありません。
新レンズでは、広角がもっと短くなっているので、とても魅力があります。
それでも、広角側に不満があるものの、一応、人も景色も鳥も一本のレンズで撮影できるし、旅行する時しか使わないので、ここ当分はこのレンズを買い換えないで使うつもりです。
このレンズは、ずいぶん前に購入したので、今のキヤノン EOS7DマークⅡに装着したことが無いので、試しに家の前で目につく物をあれこれ撮ってみました。
植木鉢に植えてある草花に赤いつぼみがついています。
「プリミラポリアンサ」との名札があるので園芸植物のようです。
後ろを振り返ると紫陽花(あじさい)の木に新芽が芽吹いています。
細長い花壇にはチュウリップが新芽を出しています。
植木鉢のバラも新芽を出しています。
そのバラの根本に白い花の雑草が、目に入りました。
誰が植えたわけでもないのに、植木鉢一面に生えています。
あらためて、雑草の力強い生命力に脱帽して撮影しました。
ネットの植物図鑑で調べてみると「オランダミミナグサ」のようですが、違っているかもしれません。
どこからともなく鳩のグルグルーという啼き声が聞こえてきました。
この近所でいつも啼いているキジバトです。
このレンズで鳥も撮りたいので撮影してみました。
身近な草花でも、もう十分、春の息吹が伝わってきました。
以下の写真は、キヤノン EOS 7D Mark IIに タムロン AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC Canonを装着して手持ち撮影しました。