2013年10月の日本経済新聞にヒヨドリの面白い記事が載っていますので,その一部分を以下に示します。
「命がけで海を飛ぶ鳥
ヒヨドリは9月下旬から10月中旬にかけて、数羽から200羽ほどの群れで西や南に飛んでいく。スズメとハトの中間サイズで、グレーを基調にした羽色だが、遠くを飛んでいると小さく黒くしか見えない。「ヒヨ、ヒーヨ」という声と、波を描くように上下する飛び方に気をつけているとわかるだろう。
ヒヨドリはスズメやカラスがいない島々にも分布しており、日本で最も広く見られる鳥といえる一方、日本列島周辺にしかいない。
「どこのヒヨドリがどこまで移動するのか」はよくわかっていないが、外国のバードウォッチャーにとっては珍しい鳥であることは間違いない。」
ヒヨドリは、いつも身近にいる鳥なので留鳥と思っている方が多いのですが、渡りをする鳥もいるのです。
この記事に書かれているように、日本に、いつもいる鳥なので珍鳥ではないのですが、外国のバーダーにとっては珍鳥のようです。
この写真はすべて我孫子市内で3月18日に撮影したヒヨドリです。
梅林のヒヨドリはもう散り始めた白梅の萼(がく)にクチバシを突っ込んで吸蜜しています。
菜の花畑のヒヨドリは菜の花に顔を突っ込んでいました。
これらのヒヨドリは、多分留鳥でしょうが、いる場所に順応してどれも個性があって面白い鳥なんですね!
オリンパス ミラーレス一眼 OM−E E−M1(パワーバッテリー・ホルダー HLD−7付).ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II で撮影