稲敷市の収穫後のハス田にコチドリのような鳥が1羽でたたずんでいました。
でもコチドリのようなはっきるしたアイリングもないし、シロチドリのようにも見えますが、脚の色が黒くなく、オレンジ色なので、現地では判別できなくて、帰ってから図鑑でしらべてみると、どうもハジロコチドリのようです。
イカルチドリに、よく似ていますが、脚のオレンジ色がつよいので、ハジロコチドリのような気がします。でも、クチバシが少し長めにも見えますのでイカルチドリかもしれません。
この鳥が飛べば、翼の白帯で断定できるのですが・・・
クチバシが黒で脚が濃いオレンジ色で、コチドリより大きいことなどから、とりあえず自信はないのですが、ハジロコチドリとしておきます。
ハジロコチドリは、数少ない冬鳥または旅鳥として、干潟、入り江、海岸に近い水田などに渡来するようです。
ここは、霞ヶ浦に近いハス田なので海岸に近い水田にあてはまりそうです。
あたりは、だんだん暗くなってきたので、暮れなずむ「光と影のハス田」を後に帰途につきました。
「淡路(あはぢ)島 かよふ千鳥の 鳴く声に
いく夜寝覚めぬ 須磨の関守(せきもり)」
(源兼昌)