12月27日、波崎漁港のコンクリートの突堤の上にワシカモメがいました。
ワシカモメは、日本では、冬鳥として本州中部以北から北海道にかけて渡来し関東地方以西ではまれなカモメだそうです。
全長61-69 cm、翼開長約140cm。背や翼の上面は、青灰色。初列風切は灰色。頭部から胸にかけては白色でクチバシは黄色で他のカモメ類と比べると大きく、ガッシリしていて、堂々としているためワシカモメとよばれているようです。
カモメの識別は難しいのですが、他のカモメ(たとえばセグロカモメなど)の初列風切は黒ですがワシカモメは、グレーなので見分けることができます。
突堤で休んでいたワシカモメは突然飛び立ちました。
こちらに旋回して、また突堤に戻りました。
千葉県では、まれにしか見られないカモメなのでラッキーでした。
「水寒く 寝入りかねたる かもめかな」 (松尾芭蕉)