なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

シロカモメ飛翔

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 上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

2月25日 千葉県銚子市の外川漁港海面からシロカモメが飛び立ちました。

気持ちよさそうに飛んでいきました。

シロカモメは、冬鳥として12月から3月にかけて銚子付近に少数が飛来します。

日本では最大のカモメ類で全体が白っぽい印象です。

セグロカモメの集団の中に、体全体が白っぽく、初列風切が白色をしているのが特徴で、第1回冬羽の個体は比較的多く見かけるそうですが、成鳥の飛来数は少ないとのことです。

舒明天皇(万葉集)の「国見の歌」

大和(やまと)には、群山(むらやま)あれど、とりよろふ、天(あめ)の香具山(かぐやま)、登り立ち、国見(くにみ)をすれば、国原(くにはら)は、煙(けぶり)立ち立つ、海原(うなはら)は、鴎(かまめ)立ち立つ、うまし国ぞ、蜻蛉島(あきづしま)、大和の国は

意訳

大和の国には多くの山々があるけれど、中でもとりわけて神聖な天の香具山。そこに登って国見をすると、大地からは煙がさかんに立ち昇り、大海原にはカモメがさかんに飛び立つのが見える。素晴らしい国だ。この秋津島である大和の国は。