なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

巣材を採集するヒガラ

ウグイス、コマドリコルリなどが囀っているこの森にひょっこりヒガラが姿を現しました。

高い梢にとまって地上を見つめています。

降下して来ました。

何か探し物をしているようです。

クチバシいっぱいに枯れ草をくわえました。

ヒガラは、巣作り用の材料を集めにきたようです
ヒガラは、シジュウカラよりも小さくてコガラよりも少し小さくて、カラ類の中では最小の鳥です。

全長11cm、頭は黒色で背は灰褐色、頬と喉 は白色で、喉に大きな黒色の斑があります。ヒガラは、翼に2本線があり、コガラにはありません。

多分このヒガラは、巣穴に敷き詰める枯れ草を集めにきたのでしょう。

ヒガラもこの時期、繁殖のための準備に忙しい時なのでしょう。


 
「むづかしや どれが四十雀 五十雀(しじゅうからごじゅうから)」
      
                  (小林一茶