なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

羽ばたくコハクチョウ

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 上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。

12月15日、菅生沼のコハクチョウは、思いついたように、羽ばたきます。

白鳥の羽ばたきは、とても豪快です。

羽音が聞こえて来ます。

白鳥は、空を飛ぶ鳥の中では大型の種で、オオハクチョウは体長140~160cm、体重8~12kgで、コハクチョウは体長110~150cm、体重4~8kgにもなります。

翼を広げると2mを超えるほどの大きさになるので、近くで見るととても迫力があります。

羽毛は雌雄ともに全身白色で脚は黒色、クチバシは先端は黒色ですが付け根は黄色なのが特徴です。

白鳥は、優雅さの他に豪快さもあわせ持っている鳥です。

 

そこで白鳥の豪快さとは別に、優しい白鳥を枕詞に持つ万葉集から恋の歌をご紹介します。

白鳥の飛羽山松の待ちつつぞ
わが恋ひわたるこの月のころ
 笠女郎(かさのいらつめ)
【意味】 白い鳥が飛ぶ、飛羽山とばやまの、緑の松のもと。 あなたの訪れを待って、恋しさをつのらせ続けています。 そうして、もう数カ月。 今日もまたあなたをお待ちしています。