なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

青空に飛ぶツグミ

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上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

2月13日晴れ。春のような暖かい日になりました。

ツグミも浮かれて梅の梢にやって来て、あたりを見渡していましたが、すぐに飛んで行ってしまいました。

 暖かくなってきたので梅の開花もかなり進んで来ました。

 

2月13日の読売新聞の夕刊に、「石川さゆり」が、新曲で小唄・端唄を現代風にした曲をオリンピックイヤーにリリースすると掲載されていました。

そこで、今日は、小唄・端唄、「梅は咲いたか」と浮かれてみましょう‼️

 

梅は 咲いたか桜はまだかいな 柳やなよなよ風しだい
山吹や浮気で 色ばっかりしょんがいな
あさりとれたか蛤やまだかいな 鮑くよくよ片想いさざえは悋気で 角ばっかりしょんがいな
柳橋から小船を急がせ舟はゆらゆら波しだい 舟から上がって土手八丁吉原へご案内

 


 明治五年に流行した俗曲『しょんがえ節』が、江戸端唄となり、江戸小唄に採り入れられたものだそうです。


梅、桜、柳、山吹の春から初夏への樹木をとらえてその色あいや枝ぶなどを面白く自然のままあらわしたもので、太鼓などを入れて下座音楽などに使われ有名とのことです。

 

梅と桜は昔から美しいもの、またよいもののならんでいることを意味しています。「柳なよなよ」とあるからここではしだれ柳の事で風に少しも逆らわずに巧みに受け流すことをあらわしています。

山吹は一重のものは、山野に自生し、八重のものは庭に栽培せられてその色は黄色で俗に山吹色などどいわれ、小判のこがね色を意味しているが実がならないので、ここには「色ばっかりしょんがいな」と唄って仕様がないとあきらめています。

世の中の多くの人々の心事を花や木にたくして唄ったものです。

後は、略します。