なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

彼岸花

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

9月19日手賀沼通り付近に咲いていた彼岸花です。

彼岸花の見頃時期 彼岸花が咲く気温は、約20~25度とされています。 まさに、秋の彼岸彼岸花の見頃時期 彼岸花が咲く気温は、約20~25度とされています。 まさに、秋の彼岸頃が適温というわけです。 もちろん地域によって気温が違うので咲く時期は多少異なりますが、毎年ほぼ同じ9月中旬~9月下旬頃にかけて開花して見頃を迎えます。ほぼ同じ9月中旬~9月下旬頃にかけて開花して見頃を迎えます。

喫茶去

総裁選候補者4人が著書で論戦 高市氏の新刊バカ売れ14万部 河野氏は5・9万部で2番手に

自民党総裁選が告示され、河野太郎行革担当相と、岸田文雄政調会長高市早苗総務相野田聖子幹事長代行による論戦がスタートした。4人の政策や理念、人柄がよく分かるのが著書だ。中でも、高市氏の新刊『美しく、強く、成長する国へ。-私の「日本経済強靱化計画」-』(ワック)の売れ行きが爆発的だという。



自民党総裁選に大きく出遅れたメディアの論調 候補の意見との対比が鮮やかな日本経済新聞

全国紙の経済論調の大多数は、デフレ容認の財政均衡主義であり、消費税増税支持の一本調子である。この緊縮財政路線がいかに国力を衰亡させ、うたい文句とは逆に財政を「不健全化」させてきたか、省みることがない。

 メディア論調を露呈させたのが、日本経済新聞の9月13日付の電子版記事「国の財政さらに危うく 総裁3候補に透ける『緩み』」である。総裁選候補の意見との対比が鮮やかなので、紹介してみる。

 同記事は、高市早苗岸田文雄河野太郎の3候補について「おしなべて財政規律の回復に腰が引けているようにみえる」と論じ、とりわけ高市氏について「財政規律に最も距離をおく」と断じた。高市氏はアベノミクスを継承した「サナエノミクス」を提唱し、物価安定目標2%を達成するまでは、基礎的財政収支の黒字化目標を凍結すると強調する。

記事は、財政収支黒字化について「ゴールがなければゴールしようとさえ思わなくなるのが人情だ。棚上げは禁じ手である」と批判する。物価の2%ゴールはどうせ達成できっこない、そんな不確かな目標にこだわって財政赤字を放置すると、とんでもない放漫財政になると心配しているわけである。

 「小泉改革以降の新自由主義の転換」と「令和版所得倍増」を掲げる岸田氏にも首をかしげる。「規制改革による雇用環境の改善を置き去りにしたまま再分配を強化すれば、日本経済の潜在力をいっそう弱めるおそれがある」という。労働規制緩和によって非正規労働を急増させた小泉改革からの決別をめざす岸田氏に対し、これまで以上に規制改革を進めよ、と主張する日経の従来の論調そのままだ。

記事はさらに「介護・保育など公的な対人サービス業の所得環境改善は積年の課題だ」と認めつつも、「官主導の賃上げには増税社会保険料引き上げという財源が不可欠である」と増税の必要性を持ち出している。

 そして、河野氏について「大型財政にこだわらずワイズスペンディング(賢明な財政支出)をめざす姿勢は、規模優先の他候補とは一線を画す」とし、消費税率引き上げの選択肢を排除していないと、歓迎した。

 その他の全国紙はこれまでのところ、3候補の財政論には目立ったコメントを控えている。ただ、朝日新聞朝刊9月1日付「アベノミクス錬金術 財政健全化、語らぬ無責任」が示すように、総裁選の結果次第で日経同様の論調が今後激しく展開されるだろう。

メディア多数派に共通するのは、脱デフレの視点の欠落だ。グラフは、コロナ禍でも米英はデフレに陥らず、日本だけがコロナ・デフレに沈んでいることを示す。高市氏らの爪のあかでも煎じて飲んだらどうか。 (産経新聞特別記者・田村秀男)