上の写真は、キヤノンEOS 7DマークⅡにEF 70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着し手持ち撮影しました。
「鴬や 柳のうしろ 薮の前]
(松尾芭蕉)
3月7日、手賀沼遊歩道は、晴れ。
滝下広場付近の茂みにウグイスが見え隠れしています。
素早い動きで枝から枝に飛び移り飛び去って行きました。
チラッと見えた瞬間を撮影しました。
近くの斜面林から人里に移動してきています。
これから囀りが聞けることでしょう。
ウグイスはオオルリやコマドリと共に日本三鳴鳥に数えられています。
「春告鳥」という別名を持つ鳥ウグイスは、縁起の良い鳥といわれています。
姿が見えなくても、その鳴き声を聞くだけで「幸運が訪れる前兆」とのことです。
神社やお寺で聞こえる鳴き声は特に良く、ホーホケキョが法華経(ほけきょう)につながるからだそうです。
霞立つ 野の上の方に
行きしかば 鴬鳴きつ
春になるらし
万葉集 丹比真人乙麻呂(たじひのまひとおとまろ)
かすみたつ ののへのかたに ゆきしかば うぐひすなきつ はるになるらし
意訳
霞がかっている野の上(かみ)の方に行ってみたら、ウグイスが鳴いていたよ。春になったんだね。