なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ヨシゴイのランデヴー

印旛沼のヨシ原では、ヨシゴイが右に左に飛び回っています。最近は、日が高くなっても、よく飛んでいます。もう子育てに入っているヨシゴイもいるようですが、遅まきながら、いま、「恋の季節」のヨシゴイもいるようです。2羽のヨシゴイがヨシ原から飛び出…

印旛沼上空を飛ぶチョウゲンボウ

6月28日の朝方、印旛沼上空は、梅雨の晴れ間の青空が広がっていました。堤防からサンカノゴイの飛翔を待ちましたが、午前9時頃〜10時半の間には、飛んでくれませんでした。(午前7時ころ飛んだそうですが・・・)それでも、10時ころ、印旛沼上空を…

手賀沼で囀るホオジロ

どんよりとした曇り空の下、手賀沼の「ハスの群生地」で爽やかな鳴き声が聞こえます。「一筆啓上仕り候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」などと「聴きなし」される複雑な囀りのホオジロです。辺りは雲の厚みが増して暗くなってきました。かなり蒸…

梅雨の晴れ間のアジサイ

手賀沼遊歩道近くの畑の垣根になっているアジサイが咲き誇っています。ひとつひとつのアジサイも味わい深いものですが、たわわに咲き誇るアジサイも見事なものです。 「 あぢさゐの 八重咲くごとく 八つ代(よ)にを いませわが背子(せこ) みつつ偲(しのば…

交代で抱卵するツバメの親

最近できた道の駅の天井にツバメが巣を作ったようです。農家の土間のあるような旧家屋がほとんど無くなってしまったので、ツバメは、巣作りの場所も苦労して探しているようで、田んぼのそばのコンビニの天井や。公衆トイレの天井などに巣作りしているようで…

畑を歩く手賀沼のコブハクチョウ親子

今年、手賀沼で生まれたコブハクチョウの子供たちは、とても、大きく成長しました。子供たちは、親に連れられて、手賀沼遊歩道脇の畑を歩いていましたが、疲れたのか、畑の通路でしゃがみこんでしまいました。両親は立っていますが、子供たちは動きません。…

ヨシの茎を両足を使って踏ん張るオオセッカ

利根川下流域の河川敷のヨシ原では、多くの野鳥が囀っています。ウグイス、オオセッカ、コジュリン、コヨシキリ、オオヨシキリ、セッカなどです。 セッカやオオセッカは、漢字で雪加や大雪加と書きます。冬の鳥のような名前ですね。でもその名前は、冬とは関…

囀りながら飛ぶオオセッカ

利根川下流の上空を、ジュクジュクジュクと囀りながら飛ぶオオセッカ!梅雨の晴れ間のそよ風は、利根川下流を吹きぬけて、とても心地よい気分にさせてくれます。この場所では、ウグイス、セッカ、コジュリン、オオヨシキリなどの囀りが聞こえますが、ひとき…

紫色のラベンダーで吸蜜するモンキチョウ

我孫子市内の畑に咲くラベンダーの花に5〜6頭のモンキチョウが一斉に群がって吸蜜していました。モンキチョウは、ヒラヒラと舞いながら、ラベンダーの花の香りの誘われて、紫色の花に吸い寄せられるようにとまります。花にとまると、翅(はね)をとじて蜜…

青葉若葉のアオバズク

山階鳥類研究所広報ブログによれば、2015年5月7日21時半ごろ千葉県我孫子市内で、アオバズクの鳴き声が聞こえたそうです。当ブログによれば、「我孫子市内でもまだ繁殖している場所はあるかもしれませんが、この付近に限っていえば、今はアオバズクは繁殖し…

獲物を狙って飛ぶササゴイ2

ホバリングしていたササゴイは、狙いを定めて、足から水に飛び込みました。何かをクチバシで捕らえたようです。魚か?と思ったら、チョット違うようです。「木の枝」のようです。かなり長い枝です。このササゴイは、流れていく「木の枝」を狙っていたのです…

獲物を狙って飛ぶササゴイ1

森の木の枝の上にいるササゴイが何かを狙っています。首を伸ばして狙っていますが、うまく狙いが定まらないようです。一旦、狙いを解いて、再チャレンジするようです。すると、突然、ササゴイは、獲物を追いかけて飛び出していきました。飛びながらも獲物を…

ヨシ原を飛ぶヨシゴイ

ヨシゴイが印旛沼のヨシ原をかすめて飛んでいます。ヨシ原すれすれに飛んで、すぐにヨシ原に姿を消します。でも、青々としたヨシを背景に飛ぶヨシゴイを見ると「夏が来た」と実感します。 以前のブログで掲載した参考写真のヨシゴイは、目の先が赤いのですが…

魚をとるヨシゴイその2

小さな魚をクチバシにくわえたヨシゴイは、その場で飲み込まないで、くわえたまま、後ろ向きになってヨシの奥で首を左右に振っています。ヨシの奥は、見えませんが、多分、その奥の巣にいるヨシゴイの雛(ひな)に、獲物の魚を食べさせているようです。その…

魚をとるヨシゴイその1

ヨシが青々と茂る水辺にヨシゴイが現れました。ヨシの間をエサを探しながら移動しています。エサを見つけたようです。グット長く首を伸ばして、獲物に照準をあわせて、すばやく首を水中に突っ込みました。見事、魚を捕らえました。電光石火の早業(はやわざ…

ヨシ原のヨシゴイ

印旛沼の生え変わった緑のヨシ原の枯れたヨシにヨシゴイがとまっています。ヨシゴイは葦(よし)のある所に局地的に生活するので、時代が進むにつれ、ヨシ原が徐々に減少しているため、準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)に指定されています。このヨシ…

二羽つれだって飛ぶサンカノゴイ

6月13日(土)早朝、印旛沼は深い霧に包まれていました。濃霧の中から、田んぼに出ていたサンカノゴイが2羽、出現しました。二羽つれだって印旛沼の棲家(すみか)に戻ってくるようです。お互いに鳴きあいながら飛んでいます。サンカノゴイも「恋の季節…

輪になって泳ぐカルガモの子供たち

カルガモの子供たちが親の保護の下、輪になって泳いでいます。ゆゅくりゆっくりその輪が広がったり狭まったりしながら移動していきます。全員が大きくなれるのでしょうか?平穏な中にもある種の緊張感も感じます。 「鳧(かる)の子は つぶつぶ風に 吹かれけ…

杭の上から森の木に飛び移るササゴイ

長時間、木製の杭の上で毛繕いしていたササゴイは、急に杭を離れ飛び上がりました。池の淵の森の木に飛び移って行きます。今度は、その木陰で首を伸ばしたりして休んでいます。このササゴイは、巣のまわりを警戒して見張りをしているのでしょうか? それとも…

2組のカルガモの親子

カルガモの親子が長い列を作って、池を滑るように進んでいきます。まるで幼稚園の先生について遠足にいくような風情です。列が長くなると、親に離れないようにスピードをあげて親に追いつきます。カルガモのOJT(オンザジョッブトレーニング)かもしれません…

緑陰を泳ぐバン

湖水に木々の緑が映り、湖面は、深いエメラルドグリーンとなっています。右からスート赤いくちばしの鳥が横切って行きます。バンの成鳥です。赤いくちばしが緑色との補色対比となって湖面に映えます。シャッター音に気づいたのか、口をあけて、こちらをにら…

おんぶするカイツブリ

カイツブリの親が雛を「おんぶ」しながら池を泳いでいました。カイツブリの雛は、泳げるのですが、疲れると親の背中によじ登って「おんぶ」してもらいます。でも、親が、おんぶできるのは1羽だけしかできません。連れの雛はいないので雛は1羽だけのようで…

飛び回るササゴイ

6月7日(日曜日)上天気になりました。天気もいいので、東京都板橋区舟渡にある都立「浮間公園」に行ってきました。「浮間が池」奥の、木々がこんもり茂ったバード・サンクチュアリーの森の水面から2〜3メートルの高さにササゴイが営巣しているようです。…

花と蝶(モンキチョウ)

モンシロチョウが吸蜜していた花にモンキチョウもやってきて吸蜜しています。この花は蝶に人気の花のようです。可憐な蝶が、強烈で力強い色の花にとまっているとその対比が面白いですね。次の蕪村の俳句にも、そんな対比がみられますね!でも、モンキチョウ…

梅雨を待つアジサイ

もうすぐ雨が降る間際の我が家のアジサイの花です。暑かった5月も去り、曇りがちの6月になりました。すこし肌寒い感じです。梅雨を待つ、しっとりとしたアジサイの佇まいも,いいものです。 「紫陽花(あじさい)や 薮(やぶ)を小庭の 別座舗(べつざしき…

畑を走るキジ

手賀沼遊歩道脇の畑の近くで「ケーン」というキジの鳴き声が聞こえました。あたりを探してみると、全身は見えませんでしたが、キジの顔と首の部分が見えました。その場を動かないで、少し待っていると、ゆっくり全身を現しました。キジの進む方向は少し開け…

花と蝶(モンシロチョウ)

鮮やかな花が咲いています。その近くを、ひらひらと蝶が舞っています。白い蝶が、花にとまって吸蜜しています。モンシロチョウのようです。何度もこの花にとまって吸蜜していました。 「蝶の飛ぶ ばかり野中の 日影かな」 (松尾芭蕉)

手賀沼湖畔のオオヨシキリ

手賀沼湖畔のヨシ原でオオヨシキリが囀っています。 とても大きな声で囀っています。ここのヨシ原は、あまり広大ではなく、すぐに水辺になっています。 狭い貧弱なヨシ原に縄張りを持ったオオヨシキリは、メスへのアッピールに夢中のようです。しきりに囀り…

大きな口をあけて親を待つツバメの子

ツバメが建物に何度も吸い込まれていきます。多分、「子育て中のツバメだ」と思って、ツバメが建物から飛び去った後、建物の中をのぞいてみると、やはり、天井際にツバメの巣がありました。もう大分大きくなったツバメの子供たちの大きく開けた「くちばし」…

長い舌を出して鳴きながら飛ぶゴイサギ幼鳥

5月31日(日)は、朝から五月晴れの上天気で、気温が真夏のようにどんどん上昇しています。今日も印旛沼のサンカノゴイは、田んぼに出て採食していました。時々、稲の間から首だけ出して擬態(ぎたい)しながら辺(あた)りを警戒しています。先日のサン…