なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

青葉若葉のアオバズク

山階鳥類研究所広報ブログによれば、2015年5月7日21時半ごろ千葉県我孫子市内で、アオバズクの鳴き声が聞こえたそうです。

当ブログによれば、「我孫子市内でもまだ繁殖している場所はあるかもしれませんが、この付近に限っていえば、今はアオバズクは繁殖していません」とのことです。

アオバズクは、千葉県では、毎年、梅雨入り前後に、東南アジアから繁殖のため飛来しているようです。

今年も千葉県内の森の大木に、アオバズクが飛来して営巣しています。

2015年6月20日お昼前、昨年と同じ大木でオスのアオバズクが辛抱強く見張り番をしているのを見つけました。このアオバズクも5月ころ飛来して、現在、抱卵中なのかもしれません。

明るい昼時なのに、眠いのをこらえ、目を見開いて、頑張っています。

この大木にあるアオバズクの巣でメスが卵を温めているようです。

もう少しすると、かわいい雛(ひな)が誕生することでしょう。



「青葉木菟(あおばずく) 鳴ける梢(こずえ)は 月を負ふ」   (水原秋桜子