なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

県立手賀沼公園のオナガガモ

今年も11月3日から11月4日まで、ジャパンバード・フェステバル2012が、千葉県我孫子市手賀沼周辺で開催されます。
Wikipediaから引用しますと、「ジャパン・バード・フェスティバル(Japan Bird Festival/略称:JBF)は、2001年から毎年11月に千葉県我孫子市手賀沼周辺を会場にして行われている、「人と鳥との共存」を主テーマにした日本最大級の鳥のイベント。」で,「千葉県我孫子市内にある、国内唯一の民間鳥類研究機関 山階鳥類研究所(やましなちょうるいけんきゅうじょ)と国内唯一の鳥類専門博物館の我孫子市鳥の博物館、県内最初に誕生した我孫子野鳥を守る会をはじめとして、日本鳥類保護連盟日本野鳥の会・日本バードカービング協会・日本望遠鏡工業会や我孫子市などがJBF実行委員会を集結。第1回目のフェスティバルを同2001年11月17日・11月18日に開催し、毎年1回規模を拡大しながら開催。」しています。

今日の午後(11月1日)、開催会場のひとつである県立手賀沼公園の鳥を撮りに出かけてみました。

まだ、ユリカモメは来ていませんでしたが、沢山のオナガガモが飛来していました。これから、春の渡りの時期(来年3月〜4月)まで、ここに滞在するはずです。フェステバル期間の会場には日本中の鳥好きの人たちが、多く参集して、JR我孫子駅からのJBF巡回バスで会場までやってきます。この巡回バスは、JBF開催当日は約15〜20分間隔で我孫子駅→鳥博広場(手賀沼親水広場)→アビスタ→我孫子駅を運行予定です。会場では多くのイベントが行われ、光学機器(双眼鏡、スコープ)のメーカーの展示場や、鳥関係の書籍や、鳥関係のグッズのお店が立ち並び、軽食もできるお店も出て、賑(にぎ)やかに開催されます。

その会場付近の手賀沼には、多くの鳥がいて、年間では100種類以上観察することができます。
今回は、会場でもすぐ観れるオナガガモを掲載します。ここでは、オナガガモが、とても近くで観察できます。




閑話休題 モーツァルト 弦楽四重奏曲第14番

モーツァルト弦楽四重奏曲第14番ト長調K.387は、ウィーンで作られた作品で、ハイドン・セット全6曲中の第1作目の作品です。最近では、あまり使われていませんが、以前は、「春」という副題が、ついていました。この曲は、春の息吹(いぶき)を感じさせるこのでこの副題がついたものと思われます。第1楽章の冒頭を聴いただけでも、柔らかな暖かい雰囲気で、うっとりしてしまいます。


今日は、イタリア弦楽四重奏団の「モーツァルト弦楽四重奏曲全集」の中のCDを聴いてみました。


初期の弦楽四重奏曲の最後の第13番から第14番が生まれるまでには、9年間の隔たりがあって、この間に、モーツァルトは、尊敬するハイドンに捧げるために、熟慮に熟慮を重ねて、弦楽四重奏曲集を完成しました。この6曲のセットは、ハイドン・セットと言われています。これらの曲をハイドンに聴いてもらうために、モーツアルトは、ハイドンを、自宅に招いて、演奏したそうです。このセットは、モーツァルトの、かなりの自信作だったことでしょう。

この全集の4枚目のCDには、14番と16番が収録されているので、私は、14番から16番まで聴き通すのが、習慣になっています。モーツァルトに失礼かもしれませんが、この音楽は気楽に聴けるので、何かをしながら、バックグラウンド・ミュージックとして、何回も聴き通してしまいます。今日も3回も連続して、聴いてしまいました。穏やかな気分に浸りたい時にお勧めの演奏です。

今日も、のんびり!しよぉーと・・・