なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

谷津田の赤とんぼ

今日、「赤とんぼ」の代表のアキアカネにやっとめぐりあいました。昔は、あちこちで、簡単に見られたトンボなのに、湿田(しつでん)そのものが、失われつつあって、なななか、見られなくなりました。(アキアカネは、水が無いと、繁殖(はんしょく)できません。)

我孫子(あびこ)市の谷津田(やづた)に行きましたら、アキアカネが、水辺に飛んでいました。
水辺の草に、ふらっと遣(や)ってきて、少しとまっては、また飛んで、同じ草にとまります。
この秋に、頑張って、繁殖して欲しいものです。

来秋も見れますように!

「ついと去り ついと近づく 赤とんぼ  
           憎(にく)き男の 赤とんぼかな 」(与謝野 晶子)

ふとやって来たかと思うと、またふと去っていく赤とんぼ、女心をもて遊ぶような 小憎らしい男(オス)の赤とんぼ ・・・。

こんな歌は 、女流歌人だけに詠(よ)める歌でしょうねぇ〜。