なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

新緑の中のアリスイ

手賀沼遊歩道は、初夏のような暑い日になりました。

私も半袖姿になって遊歩道を歩きました。

遊歩道脇の倒木の上にアリスイがとまって休んでいました。

あたりはもう新緑につつまれています。

秋に手賀沼遊歩道に現れたアリスイももう半年近くこの地に滞在しています。

アリスイの繁殖期は、5月だそうですから、このアリスイもそろそろ渡りの準備に入っているのかもしれません。

身体が痒いのか?振り向いて頭を羽の中に入れてクチバシで羽繕(はづくろ)いしています。

アリスイは、暖かい日差しを浴びて、のんびりと日向(ひなた)ぼっこしています。

でも、警戒のために、時々、首をかしげたり首をひねって真後(まうしろ)ろを向いたりしています。

Wikipediaによれば、アリスイの種小名torquillaは「首を捻る者」の意で英名(Wryneck=曲がった首)と同義だそうです。ちなみに英名は、Eurasian wryneckです。

アリスイは、多少警戒しているようですが、それでも、のどかな手賀沼遊歩道の昼下がりの光景です。