暖かい春の手賀沼遊歩道にアリスイが飛んで来ました。
キィキィキィと囀っています。でも、ここのアリスイは、落ち着きがありません。
とまる場所をあちこちに変えて長居しないで、すぐに隠れてしまいました。
アリスイは、キツツキの仲間です。体の大きさはスズメくらいで、くちばしも小さいですが、10cmもある細長い舌を持っています。
この長い舌をアリの巣に出し入れしてアリを吸い取るように集めて食べるので、アリスイ(蟻吸)という名がついています。
ちょっと変わった風采で、目が小さくて、愛嬌のある珍鳥です。
バードウオッチングでは、人気の高い野鳥のひとつです。
手賀沼遊歩道には、毎年11月ごろに冬鳥として飛来して翌年の4月くらいまで越冬します。
手賀沼に毎年飛来するコイカルの飛来時期と同じなので、コイカルを撮影したついでに撮影することが多いのですが、運が悪いとなかなか会えません。
今回、ようやく会うことができました。