なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼遊歩道のアリスイ

暖かい春の手賀沼遊歩道にアリスイが飛んで来ました。

キィキィキィと囀っています。でも、ここのアリスイは、落ち着きがありません。

とまる場所をあちこちに変えて長居しないで、すぐに隠れてしまいました。

アリスイは、キツツキの仲間です。体の大きさはスズメくらいで、くちばしも小さいですが、10cmもある細長い舌を持っています。

この長い舌をアリの巣に出し入れしてアリを吸い取るように集めて食べるので、アリスイ(蟻吸)という名がついています。

ちょっと変わった風采で、目が小さくて、愛嬌のある珍鳥です。

バードウオッチングでは、人気の高い野鳥のひとつです。

手賀沼遊歩道には、毎年11月ごろに冬鳥として飛来して翌年の4月くらいまで越冬します。

手賀沼に毎年飛来するコイカルの飛来時期と同じなので、コイカルを撮影したついでに撮影することが多いのですが、運が悪いとなかなか会えません。

今回、ようやく会うことができました。