なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

藤の花とクマバチ

我孫子駅前付近の人家の庭に小さな藤の木があります。

私は、この家の横の道をよく通行しています。

この藤の木は毎年花を咲かせていますが、今年は特に見事な花を咲かせています。

そこに、クマバチ(クマンバチ)が羽音高くやってきました。

Wikipediaによれば、

「フジの仲間の花はクマバチに特に好まれるが、とても固い構造で蜜を守っており、クマバチの力でこじあけないと花が正面から開かない。また、クマバチが花にとまって蜜を飲もうとすると、初めて固い花弁が開いて隠れていた花柱と葯が裸出し、クマバチの胸部や腹部に接する。このことから、フジはクマバチを花粉媒介のパートナーとして特に選んでいると考えられる。こうした、クマバチに特に花粉媒介を委ねている花はクマバチ媒花と呼ばれ、トケイソウ科のパッションフルーツなどの熱帯果樹や、マメ科のフジやユクノキなどに見られる」

とのことで、クマバチは待ちかねたように藤の花房にへばりついてセッセト蜜を吸っていました。

もう、5月のはじまりですね〜。



小さいころ歌った「ぶんぶんぶん」の歌を思い出しました。

お池のまわりに野ばらがさいたよ ぶんぶんぶん!

ミツバチ『ぶんぶんぶん Summ, summ, summ, bienchen summ herum』は、日本でも童謡として親しまれているドイツ民謡。チェコボヘミア地方の民謡と言われています。

作詞は、ドイツ国歌の作詞で知られるホフマン・フォン・ファラースレーベン(1798〜1874)で、メロディーは、ドイツに伝わる古い民謡が用いられたようです。




          ぶんぶんぶん
                    作詞:村野四郎
                    作曲:ボヘミア民謡

       ぶんぶんぶん はちがとぶ
       おいけのまわりに
       のばらが さいたよ
       ぶんぶんぶん はちがとぶ

       ぶんぶんぶん はちがとぶ
       あさつゆ きらきら
       のばらが ゆれるよ
       ぶんぶんぶん はちがとぶ