なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

アベリア(Abelia)の白い花から吸蜜するクマバチ

北柏ふるさと公園にアベリア(Abelia)の白い花が咲いていました。


アベリアとは、本来スイカズラ科ツクバネウツギ属のラテン名であり、特定の種の名ではなかったそうですが、最近では日本によく見られるハナツクバネウツギの事を指すようになってきているようです。


ハナツクバネウツギは、低木で、春〜秋のかなり長期に渡って、鐘形の小さい花を多数咲かせるとのことで、花の香りは非常に強く公園などの生け垣によく使われるそうです。


日本列島の関東以西では真夏の酷暑の時期に花をつける在来植物が少ないため、この時期にはアベリアの花に多様なハチやチョウが吸蜜に集まるようです。


ブンブンブンと飛んできたクマバチは花をつぎつぎに周り蜜を集めています。

とても忙しそうです。

真夏の暑いところで頑張って働くクマバチを見ていると頭が下がります。

暑いとすぐに怠(なま)けそうになるわが身を反省すること頻(しき)りです。



「熊蜂の うなり飛び去る 棒のごと」   (高浜虚子)



以下の写真はPanasonic コンデジ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K (LEICA DC VARIO-ELMARIT広角25mmでF2.8、望遠側600mm相当でF5.2レンズ搭載)で手持ち撮影しました。


アベリア(Abelia)

クマバチ