なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼を飛び立つコブハクチョウ

手賀沼が黄昏時(たそがれどき)になる少し前、鋭く大きな羽ばたく音が聞こえてきました。

振り向くと、コブハクチョウが水煙を上げながら、水上を助走しています。

コブハクチョウは、重い重量なので、推力をつけるために、羽をいっぱい広げて助走しなければ、飛ぶことができません。

助走するときは、けたたましい羽ばたきの音が聞こえます。

コブハクチョウは、羽を上下に羽ばたきながら次第に推力をあげて、手賀沼の東方に飛び去りました。

もう薄暗くなってきました。

秋の日の夕暮です。