枯れたヨシ原の茂みの中からフィ・フィ・フィと鳴き声が聞こえてきました。
2羽ベニマシコのメスが見え隠れしています。
ベニマシコは、小さな群れで行動し、木や草の実をついばむので、周辺を見回せば、他にも仲間がいるはずです。
やっぱり、赤い色のオスが1羽いました。
ベニマシコのオスは鮮やかな赤い鳥なのでメスよりどうしても撮影の優先順位が高くなります。
そこで、ヨシの間に見え隠れするオスを中心に撮影してしまいました。
「時雨(しぐれ)こし
梢(こずえ)の色を思へとや
枝にもきゐる てりましこかな」 「寂蓮」 (夫木和歌抄)