銚子漁港や九十九里海岸では、クロガモの群れをあちこちで見ることができます。
九十九里海岸でクロガモの飛んでくるのを撮影していたら着水したと思われる付近にそのクロガモの仲間とアラナミキンクロがいました。
このアラナミキンクロはクロガモの群れと一緒に行動しているようです。
アラナミキンクロが最初に発見された1970年の根室半島落石港でもビロードキンクロ、クロガモ、コオリガモ等と共にいたと記録されているので、アラナミキンクロは身の安全をはかる為、他の鴨の群れに混じっているのかもしれません。
アラナミキンクロもクロガモの群れと仲良くやっているようで、追いかけっこしたりして楽しそうでした。
アラナミキンクロの特徴はクチバシのつけ目のラインが直角に曲がり♂は、クチバシが黃・黒・白・ピンクでとても綺麗です。クロガモと写っている写真はその特徴がはっきりしないので同日、同場所で撮影した単独のアラナミキンクロの写真も参考に掲載します。
クロガモのオスは、全体が真っ黒でクチバシは黒でその上クチバシ基部は、黄色でコブ状に膨らんでいます。メスは、全体が黒褐色でクチバシは黒でその上クチバシ基部は黄色とコブ状のふくらみはわずかです。頬から前首は白っぽく見えます。
どちらも海岸近くで撮影しにくい海鳥なので比較的近距離で見られたのはラッキーでした。
クロガモ飛翔
アラナミキンクロとクロガモ
クロガモ♂
クロガモ♀
以下、クロガモ♂
同日に同場所で撮影したアラナミキンクロ