なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

春まだ遠い井頭公園のコゲラ

2月14日バレンタインの建国記念日、寒い朝でしたが、昼には春めいて来ました。

でも。井頭公園の水たまりは、朝、張っていた氷が昼を過ぎてもまだ残っています。

蝋梅(ろうばい)は黄色の花を咲かせ、春を告げていますが、春は、まだ遠いようです。

冬は食べ物が少なく、コゲラが大変苦労しながら採食していました。
食べやすいいところにはエサがないようです。

空を見上げると、猛禽(もうきん)のように上昇気流にのってぐるぐる旋回しながら空高く飛ぶ黒い鳥を見つけました。

普通に飛んでいるカラスのようではありません。カラスの尾羽根の姿も普通のカラスと違うように見えます。

ひょっとしてワタリガラス?と思ったのですが、アスペクト比があまりないし、ここは北海道でもないので、多分、普通のカラスなのでしょうね。もっとも、私は図鑑でしか、ワタリガラスを見たことがないので、まったくお手上げです。

カラスが上昇気流を利用して遊んでいただけなのかもしれません。

ハシブトガラスハシボソガラス? 私にはよくわかりません。



春浅き 麒麟(きりん)の空の 飛行雲 (三好達治