信州・戸隠の薄暗い森で、ピッ・ピッピと鳴き声が聞こえました。
ゴジュウカラの鳴き声に似ています。
フィッ・フィッ・フィッとは鳴いていませんので、他の鳥かと思ってあたりを探してみました。
さすがに「森の忍者」ゴジュウカラは木立に溶け込んで、見つけにくいです。
逆光の木の幹に逆さになっているゴジュウカラを見つけました。
ゴジュウカラはスズメと同じくらいの大きさですが、尾が短いので体は大きいです。
ゴジュウカラは,頑丈で鋭い足爪を使って体を逆さにして木の幹を回るように動き回り、逆さから一瞬に反転したりして動き回ります。
チョコ・チョコかなりす早く行動します。
そのうち近くの枝に飛び移り忙しげに動き回って採食していましたが、遠くに飛んでいってしまいました。
「むづかしや どれが四十雀(しじゅうから) 五十雀(ごじゅうから)」
(小林一茶)