なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

秋の空

このお彼岸の大型連休は晴れの日が続いています。

天が高く、気持ちのいい「秋晴れ」となっています。

でも一般に秋の空は、大気の状態が不安定なため、 移動性高気圧が日本の上空にある時だけ「秋晴れ・日本晴れ」となって、それが 移動してしまうとすぐ天気が崩れて、移ろいやすいので「女心と秋の空」と言われています。

実はこの「女心と秋の空」のルーツは、今から600年ほど前の室町時代狂言「墨塗」に「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」との台詞(せりふ)があり、そこから民衆に広まったそうです。最初は「女」では、なく「男」だったのですね!

では、なぜ女心に変化したのでしょうか?

イギリスのことわざに

“A woman's mind and winter wind change often.”

というのがあり、イギリスの冬の風は強くなったり、弱くなったりしてとても変わり易いそうで
「女心と秋の空」は、東洋と西洋のミックスして、今ではこちらの言葉が定着したそうです。

先週までは雨ばかりで、風水害もあって気分も晴れませんでしたが、ようやくすっきりした気分になりました。