野原にカラスウリのオレンジ色の実が揺れています。
揺れる「赤い灯」のようですね!
宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」のなかにでてくる「烏瓜」を思い出しました。
この作品にでてくる植物は、30種類もあるそうですが、カラスウリも烏瓜としてよく描写されています。
地方によっては まだ青い実のカラスウリをくり抜いて中に小さなローソクを灯した ランタン(瓜灯籠)をつくる風習があるとのことです。
銀河鉄道の中では 烏瓜の灯は、川に流されていく烏瓜のあかり、天上を飾る星々、川を流れていく幾つもの小さな光で、天上と地上をつなぐ灯りとして描かれているようです。
烏瓜を見ると そんな幻想的なイメージが広がっていきます。
今回もED 40-150mm F2.8 PRO 1.4xテレコンバーターキットをOLYMPUS OM-D E-M1 のボディに装着して35ミリ換算420ミリF4.0ズームとして試写してみました。