なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

白蓮華(びゃくれんげ)

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。

8月30日稲敷市浮島の蓮畑の白い華です。真夏の青空にくっきりと顔を出していました。

蓮(ハス)は、葉も花も、水面から高く茎を伸ばして葉も付き、花も咲きます。

一方、睡蓮(スイレン)は、水面に浮かぶように葉と花が咲きます。

どちらも一般に蓮華(れんげ)と言われていますが別な植物のようです。

また、春先に田んぼ一面に小さなピンクの花を敷き詰めるように咲かせるのが、蓮華(レンゲ)ですが、これはゲンゲからきていて別な植物です。

蓮の華のなかでも、とくに白い蓮は、インドではプンダリーカと呼ばれていました。中国語ではインドの言葉の発音を漢字で写し取って、「分陀利華」という文字があてはめられたのです。
インドには、たくさんの種類の美しい花があることでしょうが、それらの花のなかで、蓮の華がもっとも気高く尊い華とされてきたようです。

プンダリーカ puṇḍarīka 白蓮華 (びゃくれんげ) ともいい,ヒマラヤの後方にあってインドを潤すという架空の池に咲くとされる。 


「南無妙法蓮華経」のお題目にもこの花の名が付いています。蓮は池の泥の中から生え出でて、清らかな花をひらきます。この花は池の泥水によっても決して穢される事はありません。

私もこの花を観て心洗われてスッキリしました。

参考 天台宗法華経の説明

仏教経典の一つ「法華経」は、お釈迦様が出家された後、菩提樹の下で多くの弟子たちの前で説かれた教えで、人は誰でも平等に成仏できると説かれています。
法華経を「今をイキイキと生きる智慧」であると見出し、過去でも未来でもない「今を生きる」ことが大切だと教えます。

また動植物も大地も全ての生き物に「仏の心」があると言われ、その全ての仏さまに感謝し、手を合わせるのが「南無妙法蓮華経」です。
これは究極の真理・妙法についての教え、蓮華とは泥水に生えながら泥に染まらない美しい花・白蓮華から名付けられ、天台宗では法華経が最高のお経になります。

お経にはお釈迦様の弟子19人の如来や観音様の代表「菩薩」が沢山登場しますが、観音様はいつの時代もどこでもどんな生物にも観音菩薩の名を唱えれば救われると書かれています。

法華経は久遠の仏・釈迦の大慈悲により、人々の苦しみを和らげ社会全体の幸せを願い、庶民が無限に救われる事を意味しています。

 

喫茶去

セイコー キングツインクォーツ復活

について


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先日、電池を交換して復活した腕時計です。通勤で一番長期間使用した腕時計です。まだまだ元気に動いています。

世界初のクォーツ腕時計セイコーアストロンは、現在でも憧れの時計と言われています。

セイコーにはグランドセイコーに次ぐ高級機として、キングセイコーがありました。

クォーツ化のためにペットネームを「KING QUARTZ」と改め、最高級クォーツとして売り出した製品です。

グランドクォーツやキングクォーツは、当時の最先端技術を取り入れた商品であり、70年代後半から80年代頃には温度特性の違う二つの水晶を使い、温度変化による誤差を相殺し高い精度を実現させた「ツインクォーツ」が誕生します。

この腕時計は、確か1978年頃に特許庁売店で、自分で買いました。

この腕時計は、本当に正確で私の記憶では時間調整はしたことかありません。

文字盤も一番見易いため実用性は非常に高いと思います。

ビジネスマンには、今でも最適と思っています。

でも、もう40年以上も経つのですねぇ!