なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼遊歩道の花菖蒲

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上の写真はキヤノンEOS7DマークIIにEF70-200mm F4L IS USMを装着して手持ち撮影しました。
5月23日の午後、我孫子市民農園脇に咲いていた花菖蒲です。
 
以下、NHK出版の「みんなの園芸」の花菖蒲の説明の一部を引用します。
 
ハナショウブは初夏、梅雨の中でも、ひときわ華やかに咲き誇ります。
 
野生のノハナショウブをもとに、江戸時代を中心に数多くの品種が育成され、現在2000以上あるといわれています。
 
優美な花形としっとりとした風情が魅力で、色彩の魔術師とも呼ばれるように、花色の変化に富んでいます。
 
アヤメやカキツバタに似ていますが、花弁のつけ根が黄色で、アヤメのような網目模様はなく、葉幅は狭く、葉脈がはっきりと隆起している点でカキツバタと区別できます。
 
花形は、三英咲き(さんえいざき)と呼ばれる3枚の弁が大きく目立つものと、6枚の弁が広がる六英咲き(ろくえいざき)、そして八重咲きなどがあります。
 
品種の育成地によって、江戸系、伊勢系、肥後系の3タイプに大別されますが、これらの交配種もあり、さらに、種間交配によって育成された黄花品種や、アメリカなど海外で育成された品種もあります。
なお、端午の節句のショウブ湯に利用されるのは、サトイモ科のショウブ(Acorus属)で、ハナショウブとは別の植物です。
 
 
喫茶去
米国空母ドナルドレーガン中東配備について
 
Yahooニュースで
「アジア太平洋がら空きに」 
という報道がありました。
 
空母打撃群は、もはや、アジア太平洋の安全保障の主役ては無いようです。
 
参考文献
マイケル・ファベイ
徳地 秀士 他2名
米中海戦はもう始まっている 21世紀の太平洋戦争

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過激化する中国の海洋進出にどう立ち向かえばいいのか? 現在、西太平洋で米中は戦争状態にある。東シナ海南シナ海の覇権を米国から奪うため、中国が武力を盾に「挑戦」を始めたのだ。現場では何万という米軍兵士が命をかけて戦っている。本書では彼らの肉声から、その衝撃的な実態を描いていく。 
 
この本によれば
空母打撃群は、中国の弾道ミサイルの空母キラーに対して、標的になりやすいので、空母打撃群中心戦略から2025年米海軍戦略として分散攻撃体制に移行しています。
 
すべての海軍の船から改良型長距離ミサイル攻撃できる体制です。
 
「浮かぶ舟ならすべて軍艦」作戦
です。
 
アメリカ海軍は、空母キラーは、もはや「ゲームチェンジャーではない」と考えているようです。
 
そこから推察してみると
 
その体制は、2025年達成目標以前の今日、既に確立したようです。
 
「がら空きにした」ので、「攻撃しても良いですよ」という中国に対する米海軍のメッセージのように感じます。
 
中国は、「太平洋戦争の真珠湾以前の日本に対する米国の挑発」のような行為にどう対応するのでしょうか?
 
以下
Yahooニュース引用
 
 
横須賀の空母レーガンが中東へ アジア太平洋が一時がら空きに 

5/27(木) 9:24配信


【ワシントン=黒瀬悦成】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は26日、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を母港とする原子力空母ロナルド・レーガンが、数カ月間にわたり中東方面に派遣される見通しだと伝えた。 レーガンは現時点でアジア太平洋地域に展開している唯一の米空母。中東に派遣されれば、その間、横須賀を拠点とする米第7艦隊は、アジア太平洋で空母抜きの作戦行動を強いられることになる。 複数の国防当局者が同紙に語ったところでは、レーガンは今年夏に出港し、最大4カ月間にわたってアフガニスタン駐留米軍の撤収を後方支援する。中東で現在展開中の空母ドワイト・D・アイゼンハワーは母港の米南部バージニア州ノーフォークに帰還する予定で、7月までに現地を離れるという。 バイデン政権は、インド太平洋地域を外交・安全保障政策における最重点地域に位置づけ、アフガン駐留米軍の撤収も、米軍の資源をインド太平洋に重点的に振り向けるのが狙いの一つだと説明してきた。 ただ、同紙によると米軍は撤収後のアフガンの治安維持に向け、中東・ペルシャ湾岸地域に艦船と航空機を常駐させる作戦計画を策定しているとされる。 報道が事実とすれば、駐留米軍の撤収期間中の後方支援にとどまらず、インド太平洋地域などから中東方面へ米軍艦船が恒常的に駆り出される可能性が想定され、中国の脅威をにらんだ米軍の態勢に影響が出る恐れもある。