上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。
我が家の玄関に飾ってある切り花です。
ユリの原種は北半球に約100種類が分布します。そのうち15種が日本に自生。ヤマユリ、ササユリ、オトメユリ、テッポウユリなど、美しい花が多いことが世界に知られています。
ヨーロッパにも十数種の原種が分布し、代表的なニワシロユリは、別名マドンナリリーと呼ばれ、キリスト教の宗教絵画によく登場しました(のちに、日本のテッポウユリがマドンナリリーの名を冠されることになります)。白ユリは聖母マリアの純潔の象徴として描かれてきました。
日本では、ユリは本来、初夏~夏にかけて咲く球根の花。そのため、オトメユリ、ササユリなどの原種は、自然開花する夏のいっときだけ切り花用の花材として出回ります。いっぽう、夏以外にも出回るのは、品種改良された園芸品種。花色も種類も豊富です。
ニワシロユリ(Lilium candidum、英名 Madonna lily)はバルカン半島および西アジアを原産とし、花はテッポウユリに似て白いが短めで、葉は細い。 茎は 1.2-2m にまで生長します。 またバチカンの国花とのことです。