3月31日の手賀沼遊歩道の風景です。
柳青める季節となり、大地は彩りを増してきます。
源氏物語の24帖「胡蝶」で詠まれた和歌のような手賀沼の景色です。
春の日の うららにさして 行く舟は 棹の滴も
花ぞ散りける
紫式部
(はるのひの うららにさして ゆくふねは さおの しずくも はなぞちりける)
意味・・春の日がうららかに射して、その中を棹をさして
行く舟は、その滴も花が散るようですね。
戦後の歌謡曲「夢淡き東京」の歌詞のように、この付近で燕も飛んでいました。
「夢淡き東京」
♫ 柳青める日 つばめが銀座に飛ぶ日
誰を待つ心 可愛いガラス窓