なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

手賀沼ハスの群生地

手賀沼ハスの群生地に行きました。葉ばかり多くて、花や蕾は、まばらに見えるだけでした。自然のままでは、葉ばかりになってしまうのでしょうか?

オオメダイチドリ(幼鳥)

今は、猛暑の夏なのですが、鳥の世界では、シギやチドリの秋の渡りが始まりました。干潟にオオメダイチドリの幼鳥がやってきました。オオメダイチドリは、数少ない旅鳥として干潟などに飛来します。メダイチドリより少し大きくて嘴が細長く、脚は、黄褐色で…

我孫子市のヤマユリ

日光山輪王寺のヤマユリに負けない大きさのヤマユリを我孫子市の五本松公園で見つけました。駐車場の横の小高い場所に自生していました。いくつもの大輪の花をつけているのでかなりの年月を経た百合と考えられます。近所でもヤマユリを見つけることができと…

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲは、ゼンテイカ(禅庭花)の別称のようで、日光地方固有種ではなく全国の高原でよく見かけます。この花は、赤沼付近で撮りました。雨に打たれた後でしたが、頑張って咲いていました。

夏の戦場ガ原

日光観光協会の説明資料によれば、「戦場ガ原は、標高1400メートルの高地に広がる400ヘクタールの湿原である。周囲は東の男体山をはじめ、太郎山-たろうさん-、山王帽子山-さんのうぼうしやま-、三岳-みつだけ-などに囲まれ、中禅寺湖のほうから湯元…

日光山輪王寺のヤマユリ

日本は百合の宝庫といわれています。日本に生息するユリの「最大のユリ」がこのヤマユリです。「百合の王様」といわれ、明治時代に来日した外国人に絶賛されて、日本の輸出品となったため、それまでどこの山にも見られたヤマユリは、球根から掘り起こされ、…

奥日光のツバメ

赤沼バス停で乗り合いバスを待っていると、電線にツバメがやってきました。ぼんやり眺めていると、羽づくろいをし始めました。ずっと見ていると何度もくりかえして、お化粧をしているようでした。ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ『オーストリアの村つばめ』…

戦場ヶ原のホザキシモツケ

ホザキシモツケは本州では長野県の霧ケ峰、栃木県日光の戦場ヶ原のみの生息確認となっていて、環境省レッドデータブックの絶滅 危惧II類(VU)に登録されている植物のようです。そんな貴重な花とは、知らずに気楽に撮影してきました。赤沼周辺の道路脇に無造作…

戦場ヶ原のカッコウ

男体山が霞んでいます。雨上がり、戦場ヶ原の木道を歩いていると、遠くにカッコウの鳴き声が聞こえてきました。その声が、だんだん近くに聞こえるようになってきました、見上げると高い木の上にカッコウがとまっています。カメラを向けると、湿った空気の中…

湯ノ湖のほとり

戦場ヶ原の奥にあって、湯川の水源となる湯ノ湖。今朝は、大雨でしたが、午前5時ころ、湯ノ湖の湖畔を散歩してみました。湯ノ湖は、霞んでいます。雨は湖面を打ちつけて水玉を飛び散らせています。湖畔に硫化水素泉が湧き出していて、白い湯の花に取り囲ま…

干潟のアカガシラサギ

干潟にアカガシラサギがやってきました。他のサギは、明るい砂地に出てきますが、アカガシラ君は、遠慮気味に草叢と砂地の狭い場所をうろつくだけです。夏鳥としてやってくるので、いつもいる鷺たちに遠慮しているかもしれませんね。

アオアシシギも一休み

暑い日が続いています。アオアシシギも干潟の砂地でお昼寝しています。私たちも暑い夏には、リラックスして、あまり頑張らないほうが健康的かもしれません。一休み。一休み。

午睡をするセイタカシギ

梅雨も明けて、真夏の日差しも厳しくなってきました。セイタカシギも干潟を歩き回っていましたが、お昼寝のために砂地に座り込みました。暑いので一休み。 炎天下でよく寝れるものだと感心してしまいました。熱中症にならないのかなぁ。

梅雨晴れの睡蓮

関東甲信地区の梅雨が晴れました。本格的な夏の到来です。公園の睡蓮も見事に咲き始めました。睡蓮を見ると何故か涼しさを感じます。「ふきかへす簾(すだれ」)の下や蓮の花」 (正岡子規)

タマシギの親子-子供が大きくなりました。

タマシギの子供が大きくなりました。羽ばたきの練習も始めました。タマシギのお父さんは、少し飛んで、飛ぶ見本をみせています。その後、子供たちを見つめて、飛ぶことを促す素振りが見受けられました。3羽は、未だ一緒に行動することが多いのですが、時々…

干潟を飛ぶウミネコ

アオサの繁茂する干潟を元気にウミネコが飛んでいます。ウミネコの力強い飛翔の姿は、汗だくになって撮影している私にも元気を与えてくれています。今日の干潟は、夏鳥のシギやチドリをほとんど見かけませんでした。そんな時、ウミネコの飛ぶ姿は、貴重な鳥…

手賀沼のコシアキトンボ

ウチワヤンマに棒杭を占有されていたコシアキトンボは、スクランブル飛行を繰り返してようやくウチワヤンマを追い払って、棒杭にとまることができました。コシアキトンボは大きなトンボでも攻撃する気性のトンボかもしれません。

県立手賀沼公園のオナガ

手賀沼公園を歩いていたら木の葉の中にオナガを見つけました。カメラを構えるとすぐに気付かれて逃げられてしまいました。3年前にも同じ場所でオナガに会いました。その時は、カラスと2羽のオナガがバトルしていて、何枚もオナガの写真が撮れたのに、今回…

モンシロチョウとラベンダー

花壇のラベンダーにモンシロショウがやってきました。花から花へと忙しく飛びまわります。ひらりひらりと舞うように。梅雨の晴れ間の花壇は、蝶の遊園地のようですね。

ウチワヤンマ

トンボの季節がやってきました。手賀沼の棒杭のうえにウチワヤンマがとまっています。トンボたちはこの杭がとても好きらしくて、毎年いろんなトンボがこの杭にとまります。今日は、ウチワヤンマです。コシアキトンボが杭の周辺を何回も旋回してこの杭を狙っ…

大きくなりました。

5月25日掲載のコブハクチョウの子供たちも大きくなりました。未だ親離れはできていませんが5羽すくすく育ちました。いたずらざかりで、5羽一緒に行動していますが、時々1羽か2羽が勝手な行動をしたりしています。

白鷺(チュウサギ)飛翔

梅雨の晴れ間の昼下がり、白鷺の群れが飛んでいます。ぐるっと旋回して彼方に消えていきました。白鷺は、ダイサギ,チュウサギ、コサギの総称でシラサギという名の鳥はいません。この白鷺は、チュウサギです。このチュウサギは、渡り鳥で夏にこの地にやってき…

ハスの葉の上で囀るオオヨシキリ

手賀沼のハスの群生地。ハスの花は未だ咲かず、見渡す限りの葉っぱの大海原が広がっています。その上から全身で囀るオオヨシキリの声が聞こえてきました。ハスの葉の緑を背景に赤い口が映えてます。我が世の春を歌います。初夏なのに、草野心平の「富士山」…

千葉県のホオジロ

ホオジロが活発に活動しています。あまり鳥を見かけないこの時期でも、あちこちでよく見かけます。ホオジロは日本各地の自治体の鳥として指定されていますが、千葉県指定の鳥もホオジロです。千葉県では他の県より頻繁に見かけることができるからでしょうか?

我が家のアサガオ

朝顔の花が咲いています。この花は我が家では2番目に咲いた花です。アサガオが咲くと夏を感じますねぇ。もうすぐ梅雨も明けることでしょう。

オオヨシキリ

彼方此方の葭原でオオヨシキリの鳴き声が聞こえます。ギョギョシ・ギョギョシとうるさいくらいに鳴いてます。「蘆原の中に家あり行々子」 正岡子規

ガクアジサイ

ガクアジサイが咲いてます。梅雨時の空によく似合う花ですね。アジサイは、日本固有の花のようで、普通に見られるアジサイは、ガクアジサイを改良してヨーロッパでできたセイヨウアジサイとのことです。「紫陽花(あじさい)や帷子(かたびら)時の薄浅黄(…

颯爽と飛ぶコアジサシ

夏の空を元気に飛ぶコアジサシ。颯爽と飛ぶ姿は、美しくて、ほれぼれします。私も夏に負けないで、コアジサシにあやかりたいと願っています。

タマシギの親子

タマシギの父親が突然立ち上がって動き出しました。同じ田圃の少し離れた場所に移動しています。子供たちもチョコチョコ歩いて従います。子供は、3羽いるようです。親が立ち止り、振り返って子供たちに、何か話かけているようです。その後、親は、進行方向に…

タマシギの雄

タマシギの雌は、卵を産むだけで、卵を抱いたり子育てはしません。卵を抱くのも子供の世話も雄の仕事です。この雄のタマシギは、抱卵をようやく成し遂げて、可愛い雛たちを羽の下に保護しています。