なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

小春日のキジ

小春日和(こはるびより)の暖かさに、キジも浮かれて、茂みからでてきました。春と間違えて出てきたのでしょうか? でも、大きい声で鳴かないので、春を懐(なつ)かしんで出てきたのでしょうね。私が、傍(そば)にいるのに堂々としています。逃げません。私も動かずに、ジットしていますと、餌(えさ)を漁(あさ)りながら、のそのそ歩き回ります。私の近くに、どんどん近付いてきます。こちらのほうが気にしてしまいます。私の前を悠然(ゆうぜん)と横切り、姿を消しました。キジは、私を見て、「安全だ!」とおもったのでしょうか?カメラを構えてシャッター音もしているのに・・・。

キジの写真を100枚以上撮ってしまいました。こんなこともあるのですねぇ〜。

「山道や 人去(さり)て 雉(きじ)あらはるる」  (正岡 子規)