なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀新田のオオタカ幼鳥

日差しはあれど、冷たい北風が吹いて、冬のような寒さです。

手賀沼大橋から、手賀沼遊歩道を歩きましたが、いつも見かける鳥ばかりなので、手賀川脇の「中沼田」付近の「ふじみ橋」まで、足をのばました。

はるかかなたの、黄金色の田んぼのパイプの上に、オオタカの幼鳥をみつけました。

ずいぶん遠いのですが、近づく道がありません。こちらに気付いているはずのオオタカは、遠くから撮影しているので平気です。その場を動かず、あたりを見回しています。

手持ち撮影に疲れて、目を離した隙に、突然、オオタカは、飛び立ちました。
近くを通過するコサギを見つけたようです。

オオタカは、コサギを追っかけましたが、コサギが、断然、早く、簡単に逃げられてしまいました。

あっという間のできごとです。

オリンパスのミラーレス一眼は、電子ビュー・ファインダーのため、電源が入っていても、省エネモードの時は、通電していないので、ファインダーに何も映りません。鳥が飛び出した瞬間にカメラを構えても、すぐに起動しないので、光学式ファィンダーならば、瞬時に撮れたはずの、「コサギに近づくオオタカ幼鳥」を撮ることはできませんでした。

オオタカの幼鳥は、「待ち伏せ戦略」で、パイプにとまっていたようですが、まだ、「狩猟の技術」が未熟なため、飛ぶタイミングを間違えたのかもしれません。

逃げられたオオタカは、追跡しないで、コサギの飛び去った反対の方向に飛び去りました。




撮影機材 (手持ち撮影)

オリンパス ミラーレス一眼

1.OM−E E−M1ボディ (パワーバッテリー・ホルダー HLD−7付)

2.レンズ  M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II