11月9日の午前中の天気予報は曇りのはずでしたが、我孫子付近は、時々、雨が降り、手賀沼は靄(もや)につつまれて、鳥が飛んでも色がはっきりしないような悪天候になりました。
そんな靄の中、手賀沼遊歩道を歩いていると、高く茂った葦(よし)の隙間に、チュウヒが飛ぶのが見えました。あわてて、葦の隙間から飛んでるチュウヒを狙いましたが、背丈ほどの葦に妨げられ、2枚しか撮影できませんでした。チュヒは、かなり低空飛行で獲物を狙っていたようです。
冬に飛来する葦原を代表する鷹「チュウヒ」が今年も手賀沼に来てくれました。
いよいよこれから冬鳥の猛禽(もうきん)が到来する季節ですね!
オオタカより稀少な絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)のチュウヒが毎年、地元の手賀沼にきてくれるのは、とても嬉しいことです。 (注:オオタカは準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)です)
葦と靄に邪魔されて、名刺代わりのチュウヒの証拠写真しか撮れなかったので、せめて、今度はチュウヒが飛び去った方向に移動して、チュウヒを撮ろうと、葦が途切れた場所に陣取りました。
あたりは、雨も止(や)み、靄も薄くなり、だんだん明るくなってきました。
これは期待できそうだと、その場所で、チュウヒの来るのを待ちましたがチュウヒは来なくて、コブハクチョウが飛んできました。
コブハクチョウの飛翔を撮影した後もチュウヒの来るのを待っていましたが、チュウヒはなかなか飛んできてくれません。
思惑(おもわく)どおりにはならないですねぇ〜!
残念でしたが、またの機会に会えることを期待して引き上げました。
キヤノンEOS7DMark IIに EF-70-200mm F4L IS USM (1.4倍テレコン付)レンズを装着して撮影しました。
参考1今年の1月朝靄の手賀沼遊歩道から撮ったチュウヒの写真です。今日と同じ方向を飛んでいました。(CANON EOS 7Dで撮影)
昨年12月手賀沼遊歩道から撮ったチュウヒの写真です。(CANON EOS 50Dで撮影)