田圃の中をタヒバリが動き回っていました。尾っぽをふりふりセキレイのように歩いていました。ヒバリはヒバリ科なのですが、タヒバリはセキレイ科なので、似ていて当然かもしれません。
タヒバリは、田雲雀(たひばり)、畦雲雀(あぜひばり)、溝雲雀(みぞひばり)、土雲雀(つちひばり)、川雲雀(かわひばり)などと呼ばれてきたようです。
また、古名の犬雲雀(いぬひばり)は、ヒバリに似ているがヒバリではないニセモノのヒバリと意味で付けられているようです。
また、シベリアなどから冬に飛来する渡り鳥なので、季語は冬です。
「畦雲雀 夕波あかりに 見えにけり」 中村草田男